人と犬の絆を描く田中圭出演映画『ハウ』より、新たな場面写真が公開された。
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公開された場面写真では、ワンと鳴けない保護犬・ハウと、田中さん演じる主人公の民夫をはじめ、彼らをめぐる人々が写し出されている。
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婚約者に別れを告げられ人生のどん底にいた市役所職員・民夫のもとにやってきたのがハウ。自宅でのくつろぎタイムや散歩の様子など、何をするにもいつも一緒なふたりの幸せな日常が切り取られている。
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しかし、ある日突然、ハウが民夫の前から姿を消してしまう。意気消沈する民夫に寄り添うのは、同僚・足立桃子(池田エライザ)。ペットを通じて交流を深め、彼をそっとフォローしながら心の距離を縮めていく。今回は、並んで昼食を取っているツーショットが公開された。
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ハウと民夫を引き合わせたのは、上司・鍋島史郎(野間口徹)とその妻・麗子(渡辺真起子)。一緒にハウの行方を追ったり、民夫を気にかけたりと、優しく見守る存在として登場する。
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一方、そんなハウが出会うのは、様々な悩みや孤独、悲しみを抱えた人々。震災の風評被害に心を痛める中学生・朝倉麻衣(長澤樹)は、ハウとの交流によって閉ざした心が解きほぐされ、DV被害に傷つき修道院で保護されている森下めぐみ(モトーラ世理奈)は、ハウをなぜか避けてしまうが、シスター(市川実和子)たちがハウを温かく迎え入れる。しかし、滞在中にある事件が起きてしまう。
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そして、古き良きシャッター商店街でハウが遭遇するのは、愛する夫・関根次郎(石橋蓮司)を亡くし、一人で傘屋を営む志津(宮本信子)。彼女の寂しさを埋めるかのように、ハウは寄り添う。
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元気いっぱいでやんちゃながら素直に指示に従い、名演技を披露したハウ役の俳優犬・ベック。現場では、常に「かわいい!」の声が飛び交い、“ハウ”はたくさんのキャスト・スタッフに愛されながら撮影が進められたそう。田中さんは「撮影しながら心が通じ合う瞬間は何度もあったし、まだ元気な仔犬なので2人で遊んでいる時に慕ってくれているというか、頼りにしてくれているのを感じられて嬉しかったです」と話し、野間口さんは「まだ若いしヤンチャだし撮影は大丈夫かな?と思っていたんだけど、本番になると見事なお芝居をしてくれる」とその演技力を絶賛。
ほかのキャストたちも「一度しか会えなかったけど、初対面とは思えないほどわ~っ!と来てくれて満たされました(笑)」(池田さん)、「優しい愛おしい顔の子だったので、喜びしかなかったです」(渡辺さん)、「本当に賢くて無邪気。存在自体が魅力的」(長澤さん)、「私も見習いたいくらいずっといい子でしたね」(モトーラさん)、「大きいしかわいいし、いい芝居をするし、本当にいい犬!」(宮本さん)とベックとの共演をふり返っている。
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『ハウ』は8月19日(金)より全国にて公開。