白石和彌監督が阿部サダヲと岡田健史をW主演に迎えて、注目の作家・櫛木理宇の最高傑作小説を映画化した『死刑にいたる病』。公開5週目にして前週比72%と好成績をキープし、興収8億円を突破。ロングランヒットを記録している本作が、この度、第26回富川国際ファンタスティック映画祭と第21回ニューヨーク・アジアン映画祭に正式出品されることが決定した。
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7月7日から17日にかけて韓国・富川市で開催される第26回富川国際ファンタスティック映画祭は、「ラブ、ファンタジー、アドベンチャー」をテーマに掲げ、ジャンル映画の普及に務めているアジアを代表するジャンル映画祭。
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白石監督作品は『孤狼の血』『サニー/32』、そして昨年公開の『孤狼の血 LEVEL2』が過去に出品されており、本作で4度目。出品部門は、今年から新設された注目の監督の新作を紹介する特別招待作品の部門であるMadMaxX部門。本映画祭は選定理由を「『死刑にいたる病』は、不気味なサイコパス連続殺人犯の心理を、白石和彌監督お得意のスタイルで映像化した傑作であり、BIFANのプログラムに完璧にフィットしている」とコメントしている。
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また、ニューヨーク・アジアン映画祭は現地時間7月15日から28日にかけてアメリカ・ニューヨークで開催され、本作は去年新設された革新的な映画を紹介するジャンル・マスターズ部門に出品が決定。サイコサスペンス映画として高い支持を得ている本作が、世界の目にどのように映るのか、注目だ。
『死刑にいたる病』は全国にて公開中。