土屋太鳳主演「やんごとなき一族」の第9話が6月16日放送。骨董品店でみせた健太の表情に「ちょいワルというか、ちょいズルな演技」など多くの反応が集まるとともに、松本若菜演じる美保子の「壮絶半生」にも多くの反応が殺到している。
「Kiss」（講談社）連載中のこやまゆかりによる同名原作をドラマ化。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公の“アフター・シンデレラ・ストーリー”が展開してきた本作。
健太との子供を妊娠中の篠原佐都に土屋さん。名家・深山家の次男・深山健太には松下洸平。行方をくらましている健太の兄・深山明人に尾上松也。明人の妻で“人工授精”で子供を身篭ろうと画策する深山美保子に松本若菜。深山家の三男・深山大介に渡邊圭祐。パリピな大学生だったが結婚した深山有沙に馬場ふみか。圭一の妻・深山久美に木村多江。佐都を追い出そうと様々な手段を講じる当主・深山圭一に石橋凌といったキャストが出演する。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
圭一の妹・春菜（キムラ緑子）が深山家にやってきて佐都が相手をすることに。春菜はアイドルのヤマト（内藤秀一郎）を熱烈に“推して”いて、佐都をコンサートに連れていくだけではなく、ヤマト本人を自宅に招き、高級時計をプレゼントする…というのが9話の展開。
ヤマトに高級時計をプレゼントした春菜だが、時計を購入するために深山家にある貴重な花瓶を骨董品屋に売り払っていた。しかし骨董品コレクターの国交省事務次官が、深山家の骨董品を見るために深山家を訪れることに…。急遽、花瓶を買い戻すことになって佐都と健太は骨董品屋へ。
返品を渋る店に対し、健太はおどおどした表情で「いい加減な商売をしてるって訴えることもできるんですよ…」と脅しをかける。すると店側はあっさり「わかりました」と返品に応じ、健太は思わずガクンとあごを落とす…。このシーンには「骨董品屋での健太の表情が面白かったな」「ちょいワルというか、ちょいズルな演技がウケた」「骨董品屋を脅す(脅し慣れてないからちょっと裏返る)健太が可愛かった」などの声が集まる。
一方、今週の“#松本劇場”にも多くの視聴者からの反応が。「特別にあなたに美保子のシンデレラストーリーを教えてあげるわ」と、美保子が使用人に「All by 美保子の努力で勝ち得た汗と涙のサクセスストーリー」だという自らの大学時代の物語を語り出すのだが、部屋にあったラジカセの再生ボタンを押すと、流れ出したのはドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」のテーマ曲である「サンサーラ」。いきなり画面の上下には黒マスクが現れ、右下には「深山美保子の壮絶半生 第二章」、左下には「song by 深山美保子」のテロップまで。
「松本劇場がドラマのワンシーンどころかワンコーナー扱いの充実ぶり」「歌までやりきってるし、流石よ」「特別編で美保子さんの半生やりません？笑」など、視聴者からは今週も“#松本劇場”に絶賛の嵐が巻き起こっている。
【第10話あらすじ】
急に産気づいた佐都だが無事に女の子を出産。一方、健太は幸福の中、明人から言われたことが気になっていた。退院した佐都が深山家に戻ると、圭一は赤ちゃんの顔を見ることなく早く次に男の子を産めと命令。健太は佐都をかばうが使用人たちの目も厳しく、久美も男の子を産み分けるためのサプリメントを佐都に渡す…。
「やんごとなき一族」は毎週木曜22時～フジテレビ系にて放送中。
