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ブラッド・ピット、映画のキャリアは「最終段階に入っている」ことを明かす

2020年に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー助演男優賞を受賞し、今年は伊坂幸太郎の「マリアビートル」を原作とした『ブレット・トレイン』にも出演しているブラッド・ピット。

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ブラッド・ピット (C) Getty Images
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2020年に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー助演男優賞を受賞し、今年は伊坂幸太郎の「マリアビートル」を原作とした『ブレット・トレイン』や、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督作『Babylon』(原題)といった話題作にも出演しているブラッド・ピット。

キャリア後半は絶好調のように見えるが、ブラッドが「GQ」誌に語るには現在はすでに「私自身は(キャリア)最終段階に入っていると考えている」という。「(学期でいえば)最終学期または3学期かというところ。この区間はどうしよう? どんな(キャリアの)設計図を描きたいのか?」と自問自答していることを明かした。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のクエンティン・タランティーノ監督は、ブラッドのキャリアの“最終段階”が本当に終わりを迎えるのなら業界は「最後に残されたビッグスクリーンの映画スターの一人を失う」と危惧する。

「彼は別格の人なんです。星の輝きを正確に表現することができないように、正直に言って彼のこともうまく表現できない。(でも)『イングロリアス・バスターズ』の撮影でブラッドを撮っているときに気付いたんです。カメラのファインダーを覗いているという気がしなくて、まるで映画を観ているようだと。フレームの4つの壁の中にいる彼を見るだけで、そう感じさせるのです」とブラッドの類まれなスター性について語った。


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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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