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『ベイビー・ブローカー』ソン・ガンホら来日!イ・ジウン(IU)、ファンの涙に「私も会いたかった」と感激

第75回カンヌ国際映画祭で2冠に輝いた『ベイビー・ブローカー』の公開記念舞台挨拶が6月26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

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『ベイビー・ブローカー』の公開記念舞台挨拶
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第75回カンヌ国際映画祭で2冠に輝いた『ベイビー・ブローカー』の公開記念舞台挨拶が6月26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。

舞台挨拶には本作で主演を務め、韓国人俳優として初の男優賞に輝いたソン・ガンホをはじめ、共演するカン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、そして初めて韓国映画を手がけた是枝裕和監督が登壇した。

「赤ちゃんポスト(ベイビー・ボックス)」を介して出会った人々が、悲喜こもごものドラマを織りなすオリジナル脚本作。2022年、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、ソン・ガンホの男優賞に加えて、「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。

赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を横流しするブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホは『パラサイト 半地下の家族』(19)のPR以来、約2年ぶりの来日で「日本、韓国に限った話ではなく、人生の価値を描いた誰もが共有できる温かな物語」と作品をアピール。是枝監督は「今からさかのぼること15年前。釜山映画祭で『もし韓国映画を撮るなら、誰を起用したいか?』と問われ、ソン・ガンホさんと答えていた」そうで、「いろいろな縁が結実し、作品が日本公開を迎えてうれしい」と喜びを語った。

昨日、成田空港に降り立ち「カン・ドンウォンさんを出迎えたのは3人、私は5人でした! とても良い気分でした」と笑いを誘う場面も。この発言に、カン・ドンウォンは「夕食の席で『空港に何人待っていたか?』と聞かれて、3人だと答えたら、ソン・ガンホさんが『おれは5人だったぞ』と(笑)」と思わず苦笑い。サンヒョンのブローカー仲間で、自身も親に捨てられた過去を持つドンスを演じ「是枝監督は優しくて最高の監督。撮影が終わるのがさみしかった」と振り返った。

赤ん坊を赤ちゃんポストに預ける母親ソヨンを演じ、歌手IUとしても活躍するイ・ジウン。映画のプロモーションとして来日するのは初めてで、「日本に来るのは久しぶりで、申し訳ないなという思いもあった」と語り、客席に涙を流すファンの姿を見つけると「私も会いたかったです」と感激しきり。「長編映画は初めての経験。役柄を立体的に表現するよう、監督と何度も意見を交わした」と話していた。

赤ん坊を売るブローカーたちを検挙しようと追いかけるイ刑事を演じ、ドラマ「梨泰院クラス」でも広く知られるイ・ジュヨンは、映画を学んでいた学生時代から是枝監督の大ファンだったと言い「(学生時代から)数年後、こうして是枝監督の作品に参加できるのは、幸せですし、不思議なこと」としみじみ語っていた。


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《シネマカフェ編集部》

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