タイ映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の監督とアジアの巨匠ウォン・カーウァイがタッグを組んだ『プアン/友だちと呼ばせて』。この度、主人公の元カノ役を演じた、『バッド・ジーニアス』主演で大きな注目を集めたオークベープ・チュティモンの場面写真がシネマカフェに到着した。
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バンコクで暮らすウード(アイス・ナッタラット)がN.Y.でバーを経営する青年ボス(トー・タナポップ)を誘い、元恋人たちを訪ねる旅に向かう本作。
その元恋人の1人を演じたのが、オークベープ・チュティモン。9頭身というスタイルを生かし、15歳でモデルデビュー。『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』で映画初出演にして主演を飾り、ニューヨークで行われた第16回アジア・フィルム・フェスティバルで、タイ人女優として初めて「ライジング・スター・アワード」を受賞。
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その後、タイで初めて「シャネル(CHANEL)」のフレンズ・オブ・ザ・ハウスに選ばれ、2018‐19年のクルーズコレクションのレプリカショーではリリー=ローズ・デップ、ティルダ・スウィントン、ファレル・ウィリアムス、故ギャスパー・ウリエルなど錚々たるメンバーと肩を並べゲストとして招待され、モデルで女優のKokiとのイベントでのオフショットなども話題となった。中国でも人気を集めており、中国ドラマ「Daredevil Treasure Hunter」(英題)に出演するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで世界へ活躍の場を広げている。
プーンピリヤ監督とはお互いの出世作でもある『バッド・ジーニアス』以来のタッグ。キャスティングはプーンプリヤ監督とカーウァイによって行われ、元々は別の役のオーディションで参加していたというオークベープだが、「背筋がすっと伸びていて、人としての尊厳が滲み出ているような雰囲気」が元カノのイメージにぴったり、ということで起用となった。
この度解禁された画像では、純白のウェディングドレスに身を包んだ圧巻の美しいショット、と思いきや、まさかの二丁拳銃! これはプーンプリヤ監督が大好きなジョン・ウー監督作品へのオマージュだそう。
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ほかにも、教会の中で凛とした表情をしているものや、口元を押さえ涙を流しているようなショットなど3点が解禁。彼女はなぜ拳銃を? そして、この鳩の意味とは? 様々な想像が膨らむ場面写真となっている。
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『プアン/友達と呼ばせて』は8月5日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。