復讐の暗殺者、完璧なる護衛者、贖罪を求める工作員。裏社会の超一流の者たちがプライドを懸けた戦いを繰り広げるキリングアクション『マーベラス』。この度、マイケル・キートンの鬼気迫るアクションシーンを収めた本編映像が解禁となった。
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本作は、世界を舞台にしたロケーションも魅力的で、イギリス以外の主な撮影地としてルーマニアが選ばれた。首都ブカレストが国際的な大都市であり、脚本に適したロケーションが多く、ベトナムのシーンはほとんどがルーマニアで撮影が行われたという。
マーティン・キャンベル監督は「必要な物は全てここに揃っていた。もちろん美術監督が頑張ってベトナムにいるように見せてくれているんだが。とにかくいい場所を見つけた」と語る。
今回解禁された本編映像でもベトナムの繁華街は、ルーマニアの古い織物工場内に再現。撮影現場には60台のバイク、5~6台の当時の車、ブカレストではなかなか見つけらないアジア系の200人のエキストラ、ベトナムから持ってきた衣装や帽子などが用意され、魅力的なロケーションで忠実に本作の世界観が作り上げられた。
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本編映像では、そのベトナムの街を歩くマイケル・キートン演じるプロのセキュリティ、レンブラントに刺客が襲いかかる。『バットマン』(89)で主人公のブルース・ウェイン役を演じ、2014年には『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞にノミネートされたマイケルが、軽やかな身のこなしで、過激なアクションシーンを披露。
劇中では、穏やかな物腰で知性を感じさせるレンブラントだが、突如襲ってきた刺客4人を華麗な動きで、容赦なくなぎ倒していく姿が映し出されている。中でもキッチンでのアクションシーンについては、「窓を突き破ったり転げまわったりするあのシーンのほとんどは僕自身でないといけなかったことだ。僕より上手くできるスタントダブルがたくさんいるけど、カメラ位置の関係で僕自身がやらなければならなかった。自分にできるかどうか怖かったけど、それが楽しかった。あのシーンはとても好きだった」と自らの挑戦と苦労についてふり返る。
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さらにまだまだ役の幅を広げ、多くのファンを驚かせ続けるマイケルのアクションに注目だ。
『マーベラス』は7月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。