女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描くNetflixシリーズ「極悪女王」。この度、本作の主演でダンプ松本さん役をゆりやんレトリィバァが務めることが分かった。
企画・脚本・プロデュースに鈴木おさむ、監督は白石和彌が務める本作は、1980年代、正統派プロレスラーとしての成功に憧れながらもクビ寸前だったダンプ松本さんが悪役に転身し、仲間たちとの友情と戦い、様々な代償や葛藤を抱えながら日本史上最も有名なヒールに成り上がっていく様を描く。
本作のオーディションに志願し、役を勝ち取ったゆりやんレトリィバァさんは「オーディションのお話を頂いた時、絶対に人生が変わると思いました!」とふり返る。また、実在する人物に挑むため、フィジカル面での役作りから開始。1か月に一度行われるメディカルチェックで健康を保ちながら筋力トレーニング、長与千種を指導者に招いたプロレス訓練に臨み、身体作りを1年間に渡って行い、「体重は現在65キロから93キロになりましたが、体も元気で、ほぼ毎日トレーニングをして大きくなっていく体が可愛すぎて楽しいです!」と話す。
撮影に向けて「ダンプ松本さんの凄さ、素晴らしさ、極悪さ、かわいらしさを演じられるように頑張ります!」と意気込みも語っている。
またスタッフも「綿密な計画の元にトレーニングを積み重ねて、クランクイン直前ですが心技体と完璧に仕上がっています。あとは竹刀やチェーン、フォークなどを渡すだけです。ご期待ください」(白石監督)、「体を鍛えたゆりやんさんに会い、うわ、ダンプ松本だ!と思いました。主役を決めるオーディションの時のゆりやんの芝居。涙、迫力、忘れられません」(鈴木さん)とコメントを寄せている。
Netflixシリーズ「極悪女王」は2023年Netflixにて全世界独占配信開始予定。