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『魂のまなざし』終生の友情を誓う…自立と成長捉えた本編映像

フィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベックの1915年から1923年の時代を描いた『魂のまなざし』から、本編映像が解禁。

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『魂のまなざし』(c)Finland Cinematic
『魂のまなざし』(c)Finland Cinematic 全 5 枚
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フィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベックの生誕160年を記念し、彼女の画業と人生を決定づけた1915年から1923年の時代を描いた『魂のまなざし』。この度、様々な呪縛から自分自身を解き放ったヘレンがより自立し、強く成長していく姿を捉えた本編映像が解禁となった。


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フィンランドで最も敬愛されるモダニズム画家ヘレン・シャルフベックは、病気から快復した少女をみずみずしく描いた“快復期”や、死に至る晩年まで自らを見つめ描き続けた自画像の数々で知られる。

19歳年下の青年エイナル・ロイターとの出会いで大きな転機を迎えるが、やがてエイナルへの愛を超えた気持ちに気づいたヘレンは、久しぶりにエイナルからの誘いを受け会うことに。今回、エイナルと一生の友人でいることを誓い、自立し絵を描き続けるヘレンの、はかなくも強く、凛とした姿を捉えた本編映像が解禁。

「あなたが僕を知る中で、最高の画家であり人物だ」と言うエイナルは、フィンランドのヘルシンキにあるアテネウム美術館に展示してあるヘレンの絵を前に、「“快復期”は再びアテネウムの至宝になった」と絶賛する。しかし、険しい顔で絵を見つめるヘレンは「そうかしら?」とつぶやくと、「本物じゃないと言われている。カンバス上のリズムが暴力的で発作的だと」と話し、ひと息おくと「それは正しい。それが私だから」と、静かにエイナルにほほ笑む。

並んで歩きながら「遊びに行けるかも」とエイナルはヘレンへ告げると、「優しいのね。心遣いに感動している。ありがとう」と目を細め嬉しそうに答えるヘレン。エイナルへの深い友情を感じたヘレンは、様々な呪縛から自分自身を解き放つことに成功する。さらに画法を革新し研ぎ澄ませ、同時代の女性芸術家たちにも先駆け、さらに強く成長していくことになるのだ。

『魂のまなざし』は7月15日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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