鈴木伸之＆町田啓太＆山田裕貴＆前田公輝ら『HiGH＆LOW』は実力派俳優の宝庫

「HiGH&LOW」シリーズと「クローズ」「WORST」（原作・高橋ヒロシ）のクロスオーバー映画の続編『HiGH&LOW THE WORST X』。本作には「THE RAMPAGE」のヴォーカル・川村壱馬や吉野北人、「NCT 127」の中本悠太（YUTA）、（BE:FIRST）の三山凌輝（RYOKI）などアーティストや俳優として活躍目覚ましいキャストが勢揃いし、大きな期待を集めている。

「HiGH＆LOW」シリーズといえば、若手俳優たちが熱のこもった演技や激しいアクション、圧倒的なキャラクター造形を見せつけ、シリーズの出演からさらに知名度や人気を得て、ドラマや映画に引っ張りだこになっていった者たちがたくさんいる。そこで「HiGH＆LOW」シリーズに出演した俳優たちを紹介する！

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「HiGH＆LOW」シリーズは、2015年からEXILE HIROが企画・総合プロデュースを務め、ドラマや映画、コミックやSNS、オリジナルアルバム、ドームツアーなど数多くのメディアやエンターテインメントを巻き込み展開させている巨大プロジェクト。これまでドラマや、劇場版・スピンオフ作品などが制作され、通称“ハイロー”と呼ばれる大人気シリーズだ。

まずは、「劇団EXILE」のメンバーである鈴木伸之や町田啓太。鈴木さんは「三代目J SOUL BROTHERS」岩田剛典演じる山王連合会の頭コブラの片腕かつ幼なじみのヤマト役で出演。その不器用だが、やさしさに溢れたまっすぐなキャラクターが人気となり『THE WORST』を除くシリーズ全てに出演している。

また、「チェリまほ」こと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」シリーズなどで話題の町田さんも、激しいアクションを披露するなど、過去のシリーズに出演していた。

そして、朝ドラ「ちむどんどん」や大ヒットした映画『東京リベンジャーズ』などに出演し、実力派俳優筆頭ともいえる山田裕貴。彼は鬼邪高校番長・村山良樹に当時の自分自身を重ね、狂気に満ちた村山を全身全霊で演じ徐々に注目を集めていき、いまや山田さん自身も、村山というキャラクターも人気を不動のものとしている。

また、前作『THE WORST』で注目を集めたのは、シリーズ初出演となった鳳仙学園の頭・上田佐智雄役の志尊淳、四天王・小田島有剣役の塩野瑛久とシリーズを通して出演していた鬼邪高校全日制・轟洋介役の前田公輝。

志尊さんは、NHK大河ドラマ「青天を衝け」で元幕臣で渋沢栄一の盟友・杉浦愛蔵を好演、「極主夫道」シリーズやアニメーション映画『バブル』など活躍が続く若手俳優の筆頭だ。そんな志尊さんが演じた上田佐智雄は、幹部以外全員スキンヘッドの最強軍団の鳳仙学園の過去最強と謳われる新世代のカリスマ的リーダー。本格アクション映画初挑戦ながら、キレのあるアクションと抜群の演技力で観客を魅了し、映画を何回もリピートするファンが続出した。

前田さんは朝ドラ「ちむどんどん」に出演、いま注目を集めている。「HiGH＆LOW」にはドラマ版シーズン2から登場し、当時は番長・村山を潰そうとするヒール役だった。しかし『THE WORST』では圧倒的な演技力をもって、観客の視線を独り占めに。アクションの実力も見せつけ、さらにそのキャラクター造形の深さに心酔する轟ファンが続出することとなった。

そして、その轟に引けを取らない人気を得たのが塩野さん演じる小田島だ。塩野さんは、4月クールドラマ「探偵が早すぎる～春のトリック返し祭り～」に出演し、今後もパルコ・プロデュース2022「VAMP SHOWヴァンプショウ」の舞台出演が決まっている。そんな塩野さんが演じた小田島は、ゆるカーディガンで肩を出し、ゆるく結んだハーフアップの金髪、そして色付き眼鏡という過去作にいなかったタイプの不良キャラ出現に、シリーズファンから新規ファンまで全ての人を混乱させ、結果、全員を小田島＆塩野の沼に落としていった。