実写版「闇金ウシジマくん」シリーズ待望の新章、ドラマ「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」の放送・配信が決定。美しく危険なダークヒロイン・犀原茜が主人公の物語となっている。
法外な金利で金貸しをする闇金融業者と債務者たちの人間模様や社会の闇を描いた人気漫画「闇金ウシジマくん」。2010年に山田孝之主演で実写化され、映画、スピンオフ作品も含めると10タイトル、約6年に渡って実写版シリーズが続いた。2016年に『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』で終止符が打たれたが、今回、シリーズ待望の新章が幕を開ける。
新章は、「闇金ウシジマくん」と、丑嶋の宿敵・滑皮を主人公とした「闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん」の2作品が原作。
ドラマの主人公は、映画Part2から登場し、狂気に満ちた取り立てで視聴者を震え上がらせた、丑嶋の最大の宿敵、高橋メアリージュン演じる女闇金・犀原茜。これまでは、丑嶋のライバルとしてしか描かれてこなかったが、非合法な金貸しとして生きる彼女がアウトローゆえにヤクザたちにつけこまれ、理不尽な要求を受けながらも裏社会で生き抜く様が、本作で描かれる。
犀原茜を6年ぶりに演じるにあたって高橋さんは「話が出たときは本当に嬉しかったですし、みんなが喜んでくれるだろうと思いました。今までは“ウシジマ”がいてこその犀原茜だったので不安はありましたが、何度か演じさせていただいているので、キャラクター（を演じること）への不安は全然なかったです。変わらないこと、今までの犀原茜がブレない、ということがすごく大事だと思っています」とコメント。
また、犀原茜の右腕である村井役のマキタスポーツも続投し、本作でも犀原茜に対する異常なまでの忠誠心で守るために大活躍。犀原茜率いる闇金・ライノーローンのメンバーに新しく加わり、犀原茜やヤクザたちに怯え、戸惑いながらも、裏社会に染まっていく硲悠斗役で「恋する母たち」「村井の恋」の宮世琉弥が参加する。
マキタスポーツさんは「ドラマとして新しい形の、アウトロー的な極悪エンターテインメントになっていると思うので、楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけ、宮世さんは「硲は役者志望なので、犀原さんから毎回いきなり指示があり、ホストや詐欺師のサラリーマンなど、いろいろな人物になって潜入したりします。過激なシーンやアクションシーンも多く、たくさんのことをこの作品で経験させてもらっています。（このドラマは）夜にマネージャーさんから頂いた台本の第1話を開いた瞬間、止まらなくなって一気に15話まで深夜に何時間も読んでしまうほど内容も面白いです」と話している。
そして、過去作の犀原茜登場シーンと、本作の本編シーンを一部特別に公開したティザー映像も公開された。
なお、8月頃にはMBSにて、ドラマ「闇金ウシジマくんSeason1」が再放送予定となっている。
「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」は9月20日よりMBSにて毎週火曜日24時59分～／TBSにて毎週火曜日25時28分～放送。9月13日（火）26時～dTV・Netflixにて先行配信（全15話）。
