ジョーダン・ピール監督の『NOPE/ノープ』に登場する架空のアミューズメントパーク「Jupiter’s Claim」が、「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」のアトラクションに加わり、ツアーで体験できるようになることがわかった。同スタジオがSNSで発表した。
このアトラクションは、映画でプロダクション・デザイナーを務め、「Jupiter’s Claim」を作ったルース・デ・ヨングが映画製作後に慎重に解体し、「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」で再建設したもの。劇中で使われている小道具ほか細部にまでこだわって作ったという。ツアーは映画の全米公開日と同じく、7月22日から開始される。
ピール監督は、「初めてユニバーサル・スタジオを訪れたのは12歳のときで、心を奪われたのを覚えています」と回顧。そのときの体験によって、いつかそのような映画の撮影現場でメガホンを取りたいという情熱とやる気が高まったといい、「それから幸運なことに、ユニバーサルで3本の映画を監督しました。スタジオのパートナー、スタッフ、キャストたちと作品について称え合い、ファンのみなさんと『Jupitar‘s Claim』を共有できることを誇りに思います」とコメントを発表した。
なお、ユニバーサル・スタジオのアトラクションとは別に、「Jupiter’s Claim」のバーチャルツアーが楽しめるウェブサイトも数日前に公開された。
『NOPE/ノープ』の日本公開は8月26日(金)。