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イ・ジョンソク「ささやかで大切な回想シーンがたくさん」ユナとの夫婦役語る「ビッグマウス」

「ビッグマウス」制作発表会見に、天才詐欺師となる弁護士パク・チャンホ役のイ・ジョンソク、その妻コ・ミホ役のイム・ユナ(少女時代)はじめ、キム・ジュホン、オク・ジャヨン、ヤン・ギョンウォン、そしてオ・チュンファン監督が登壇。

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「ビッグマウス」制作発表会見 (C)2022 Disney and related entities
「ビッグマウス」制作発表会見 (C)2022 Disney and related entities 全 16 枚
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イ・ジョンソク除隊後初ドラマ作品として、大きな期待が寄せられているクライムミステリードラマ「ビッグマウス」。

本作の配信開始に合わせて韓国で行われた制作発表会見に、家族を守るために天才詐欺師となる弁護士パク・チャンホ役のイ・ジョンソク、その妻コ・ミホ役のイム・ユナ(少女時代)はじめ、クチョン市長チェ・ドハ役キム・ジュホン、クチョン病院病院長ヒョン・ジュヒ役のオク・ジャヨン、真のロイヤルファミリー、コン・ジフン役のヤン・ギョンウォンら共演陣、そしてオ・チュンファン監督が登壇し、作品への思いを語った。

本作は、口だけは達者だが勝率10%という3流弁護士が、キャリアを一発逆転させるべく引き受けることになったある殺人事件に巻き込まれたことで、人生が思いもよらない方向に進んでいく物語。彼は生き残るため、そして家族を守るために天才詐欺師=「ビッグマウス」となり、事件の裏に隠された巨大な陰謀を暴いていく。

まずオ・チュンファン監督が、「『ビッグマウス』は私にとって5作品目のドラマです。『ビッグマウス』は、観た瞬間にハマる面白いドラマで、スケールが大きく、社会的に重要な内容を含んでいるのはもちろん、ストーリーが気になって16話を次々と観てしまうと思います」とアピール。

「ひとりの男性が詐欺師“ビッグマウス”だとでっち上げられて、危機に追い込まれる。普通のドラマであれば、濡れ衣を晴らすために努力しますが、本作の主人公は“ビッグマウス”になりすまし、巨大な因縁の実態を暴きだそうと努力します。驚くようなどんでん返しが相次ぐ物語を、ここにいる俳優の方々がとても上手に演じてくれ、見ごたえのあるドラマになりました。視聴者の方々にご覧いただくのが楽しみです」と挨拶し、キャスト陣と監督がお互いを見合い笑顔が自然とほころぶ、和やかな雰囲気でスタートした。


イ・ジョンソク、除隊後初主演作に本作を選んだ理由とは?


イム・ユナ&イ・ジョンソク

「本当にすごく久しぶりにドラマに出演しました」と語る、除隊後の初めてのドラマ出演となるイ・ジョンソクは、監督とは「あなたが眠っている間に」に続き2作目のタッグ。「『ビッグマウス』は、監督と再びタッグを組みたいと思って選びました。尊敬する監督であると同時に親しい兄や友人のような存在なんです。一緒に悩みながら新しいタイプの作品に挑戦してみようと、監督を信じて本作に出ることにしました」とコメント。

「すごく緊張する瞬間がたくさんありました。久しぶりに演技をしたので大変だったというよりは、この作品自体に少し難しいシーンが多かったんです。監督を頼り、いろいろ質問しながら演じました」と監督に全幅の信頼を置いていたことを明かす。

オ・チュンファン監督

彼の妻、コ・ミホを演じるイム・ユナは、「ノワールというジャンルと看護師の役は初めてなので、新しい姿を見せられるのではないかと思いました」と明かす。「ミホのとても賢くて芯が強くて、自分から行動するところに魅力を感じ、やってみたいと思いました。ミホの外見はソフトで内面が強いです。そんな姿が素敵だと思うし、自分もそうなりたいと思っています。また、『看護師役が似合う』と言っていただけたら嬉しいですね」と語った。

これまで医師や出版社の代表、悲運の家長など、様々な役を演じ、その実力を見せてきたキム・ジュホンは、「監督に本作の脚本をいただいた時から、チェ・ドハという役に興味がわきました。面白いものが作れそうだと期待を抱いたんです。さらに、よい俳優の方たちがキャスティングされ、ますますやってみたいと思いました」と話す。

キム・ジュホン

「Mine」「黒い太陽~コードネーム:アムネシア」などでも知られるオク・ジャヨンは「最初、第4話まで脚本をもらい、面白くて夢中で読みました。いろいろな事件が巻き起こり、話の続きが気になったんです。『でも、私はうまく演じられるだろうか』。そう思いながら打ち合わせに臨みました」と明かしながらも、「出演を決めたのは、監督の包容力や穏やかさに惹かれたから」と出演の経緯を話す。

オク・ジャヨン

ここまでで、たくさんの監督への感謝と愛があふれる様子に、思わずオク・ジャヨンが「まるで監督のファンミーティングみたいですね(笑)」とコメントすると、イ・ジョンソクも「監督の影響力は本当にすごいです」とすかさず続け、キャストたちと監督、スタッフとの関係性の良さが垣間見られた。


「ユナさんのキャスティングが決まった瞬間が一番心に残っています」と監督


イム・ユナ&イ・ジョンソク

そんなみんなに愛される監督だが、キャスティングは「直観」だったと言う。一番悩んだのは実はユナが演じたコ・ミホ役で、「(ミホは)堅い性格でありながら、ある人には天使のような存在であり、さらに難しい状況を乗り越える突破力も持ち合わせた人物。素敵で善良なキャラクターですが、観る人を説得するのが難しい役でもあります」と言う。

「ユナさんが演じたらきっとうまくいくだろうと考えていたところ、イ・ジョンソクさんもまったく同じことを語ったんです。だから、絶対にユナさんにやってほしいと思いました。ユナさんのキャスティングが決まった瞬間が一番心に残っています」とキャスティング時の秘話を明かした。

マスコミ財閥の御曹司コン・ジフンを演じるヤン・ギョンウォン(「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」)については、「彼がスーツを着ている姿を見せたいと思ったんです」と監督。「鍛えた体も見せたかった。誰かにコントロールされることなく望み通りだった人生が、突然揺らぎ始める。そこから生じるカオスと統制とアンバランスなもの。そんな役をヤン・ギョンウォンさんに演じてほしかった」と出演を熱望したそう。

ヤン・ギョンウォン

ヤン・ギョンウォンはまさにその通りにスーツを着こなし、ラグジュアリーでセクシーな雰囲気を醸し出す。役作りにあたっては「監督が自由にやらせてくれたのが大きかったと思う」というヤン・ギョンウォン。そして「(自分の)長所が一つあるとすればメイクが効果を発揮する顔です。メイクやヘアスタイルによってイメージが大きく変わります。だから、ヘアメイク担当の方たちの苦労が報われ、光を放つんです。編集の力も大きい」と人柄を感じさせるコメント、続けて「何より一番重要なのは、共演者の方たちが僕をコン・ジフンとして接してくれたこと」と感謝の意を表した。

本作のストーリーの軸となるのは、3流弁護士であったパク・チャンホが、ある事件によって巨大な陰謀に関わることとなり、刑務所へ送られ、人生が思いもよらない方向に進んでいくという物語だ。妻のコ・ミホとは新婚でありながらも、離れた環境で暮らし、会えないという夫婦をイ・ジョンソクとイム・ユナは絶妙な空気感で演じている。

夫婦役の演技について、「新婚夫婦ですが、『夫役がイ・ジョンソクさんであれば演技に悩むこともないだろう』と思ったのも出演を決めた理由のひとつです」とイム・ユナは語る。さらに「イ・ジョンソクさんは繊細なディテールを生かす演技をしているのが印象に残りました。離れた環境で生きる夫婦役なので、撮影中に一緒に過ごす時間があまり多くなかったのが残念でしたが、回想シーンで2人が一緒に登場する姿がたくさん出てきます」と話すと、イ・ジョンソクも「そうですね。とてもささやかで大切な回想シーンがたくさんあります」とにっこり。

最後に2人から「僕も久しぶりに作品を通じてみなさまにお会いすることになり、とても緊張しています。ドラマを楽しんでいただければと思います。ありがとうございます」(イ・ジョンソク)、「私、ミホは全力をかけて家族のために奔走します。家族の大切さや信頼をもう一度考えることができるドラマです」(イム・ユナ)とドラマをPRし、会見は締めくくられた。

韓国ドラマ「ビッグマウス」は毎週金曜・土曜、ディズニープラス「スター」にて1話ずつ独占配信中(全16話)。


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《シネマカフェ編集部》

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