井上真央主演、誰よりも近いのに、誰よりも遠い。家族だからこそ言葉にできない、複雑で繊細な心情を丁寧に紡ぐ映画『わたしのお母さん』より、予告編と本ビジュアルが公開された。
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今回の予告編では、石田えり演じる母・寛子が、井上さん演じる娘の夕子を厳しい口調で叱責する、緊迫したシーンからスタート。2人間に一体何があったのか――続く映像は、ふたりの日常を映し出す。
カフェでお茶をしながらも、視線を合わさない様子や、好きではない色の服を押し付けられて困惑する場面、楽しそうに腕を組んで歩く母と妹・晶子(阿部純子)の後ろでひとり歩く夕子の姿など、母娘がすれ違う様子が覗ける。
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また、弟・勝(笠松将)や、勤め先のスーパーの店長(宇野祥平)など、ふたりの人生に関わってくる人々とのやり取りが挟まれ、長い時間の中で母娘の心の溝が少しずつ深まっていく様子が、mayo(岡本真夜)のメインテーマ「memories」に乗せて胸に迫ってくる。
また本ビジュアルは、互いに逆の方向を見つめ、「いつからだろう」と、母娘の過去をふり返るような言葉が重なった、想像をかき立てられる一枚が完成した。
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なお、絵本作家・酒井駒子描き下ろしオリジナルポストカード付き特別鑑賞券は、8月26日(金)より販売される(数量限定・一部劇場を除く)。
『わたしのお母さん』は11月11日(金)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。