二宮和也演じる人生を諦めた主人公が、ポンコツロボット・タングとの出会いと旅を通して、人生のスタート地点に再び立つ『TANG タング』。公開後、絶賛の声が集まる本作から、新たな場面写真が解禁となった。
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原作者のデボラ・インストールが、今月来日して本作を鑑賞した際には、「マスクを交換せねばならなかったほど号泣してしまいました。映画の中で健が成長していく姿には原作者としても嬉しかったです」と絶賛を贈り、主演を務めた二宮さんと妻の絵美役の満島ひかりについても「パーフェクト」と評するほど。
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そして8月14日に実施したイベントにて、二宮さんが「一歩踏み出すことの大切さというよりも、失敗した人がまた0のスタート地点に戻ってくる。0から1になるんじゃなくてマイナスから0に戻ってくる物語」と語った本作。
すでに作品を鑑賞した人からは、「タングと健の絆が強くなっていく所、健の成長に感動して何回も泣いちゃいました」「ニノさんの“泣き”の芝居は絶品だわ、やっぱり」「特に二宮くんの泣きの演技に引き込まれました」との感動の声と二宮さんの涙への賞賛とともに、「人生について考えるキッカケにもなる気がする」「今悩んでる私にとって、『きっと大丈夫』の言葉が心にグッときました。勇気が湧いてきました」「タングがあまりにも可愛くてタングロス」など、ストーリーのメッセージ性への共感をはじめ、タングの可愛さに対してもコメントが多数あがっている。
観客は10代~40代までの女性がメインで、親子2代で劇場に足を運ぶ人も多く、幅広い世代から反響が集まっている形。また、「おかわりタングは冷静に見れると思ったけど、やっぱり同じとこで泣いた」「1回目より2回目、2回目より3回目の方がより泣けるのなんでだろう」「みんな言ってるけど2回目の方が泣いた」と、“おかわりタング”と称した2回目以降の鑑賞をするリピーターも早速続出。
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健とタング、2人の迷子が大冒険の先に見つけた“人生の宝物”や世界を変えるほどのタングの失われた記憶など、全てが分かった状態でもなお、さらに楽しめる細やかな演出にも評価が集まっている。
さらに『TANG タング』の原作である「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の「劇団四季」の舞台版で演出をつとめた小山ゆうなも「観終わった時には普段見ている景色が少し美しく見える素敵な作品でした」と表現した。
そんな本作から今回解禁となった場面写真は、絶賛の声が集まる物語後半から、健と絵美が涙を浮かべて見つめあうシーンのもの。健とタングはどのような旅を巡ったのか、そして最後に健がたどり着いた新たなスタート地点についても気になるカットとなっている。
『TANG タング』は全国にて公開中。