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森七菜×奥平大兼で青春漫画の傑作「君は放課後インソムニア」を実写映画化

森七菜、奥平大兼が共演する、実写映画『君は放課後インソムニア』が2023年に公開することが決定。

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『君は放課後インソムニア』 ©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会
『君は放課後インソムニア』 ©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会 全 2 枚
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森七菜、奥平大兼が共演する映画『君は放課後インソムニア』が2023年に公開することが決定。監督をテレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(21)の池田千尋が務める。

原作は、2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中、「富士山さんは思春期」「猫のお寺の知恩さん」で一瞬のきらめきのような思春期を描ききったオジロマコトが手掛ける同名漫画。

石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(なかみ・がんた)が、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春ストーリー。

2019年に放送されたNHKの情報番組で「大人だってキュンキュン心が潤う青春漫画」と大絶賛され、「KANA-BOON」のフロントマン・谷口鮪やお笑い芸人のケンドーコバヤシもテレビ番組でおススメの青春漫画として紹介するなど、各方面から熱い眼差しが注がれる注目の作品。

2023年に放映予定のTVアニメ版はライデンフィルムが制作、若手気鋭の池田ユウキが監督を務め、すでにアニメファンからは放送を待ち望む声が高まっている。

W主演を務めるのは、2019年の映画『天気の子』(新海誠監督)でヒロイン・天野陽菜の声を務め、是枝裕和監督が総合演出・脚本を担当したNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」(22)で主演を務める森七菜。不眠症に悩む女子高生・曲伊咲を演じる。

そして、同じく眠れない夜を過ごし、偶然にも天文台で伊咲と出会う男子高生・中見丸太を演じるのは、『MOTHER マザー』(20)で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞など新人賞を総なめし、第72回ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞を授与した『マイスモールランド』(22/川和田恵真監督)で聡太役を演じたことも記憶に新しい奥平大兼。映画の主演は自身初となる。

いま最も注目を集める若手俳優の2人が、物語の舞台でもある石川県七尾市を中心に撮影を敢行。訪れの早い夏空と、海や山に囲まれた土地に流れる空気感の中、初々しさと芯の強さを兼ね備えた若き才能が池田監督演出のもと、細かく揺れ動く主人公の心情を体現していく。

池田監督は、黒沢清監督と共同脚本を務めた『クリーピー 偽りの隣人』(16)や、『空に住む』(20)では青山真治監督と、また『Red』(20)で三島有紀子監督とそれぞれ共同脚本を担当するなど脚本家として活躍する一方、昨年放送されたテレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」で第59回ギャラクシー賞テレビ部門での優秀賞受賞や日本民間放送連盟賞など数多くの賞を受賞し、次回作が待ち望まれる監督となっている。


W主演・森七菜×奥平大兼のコメント到着


森 七菜/曲伊咲役
中見や伊咲をはじめとする魅力的なキャラクターが過ごす時間は自分にとって憧れや理想のようなもので学生時代からずっとファンでした。もしこの作品を実写化するなら絶対参加したい。という気持ちが当時からありました。お話をいただいた時は驚きと、撮影が待ち遠しくてたまりませんでしたが、石川県七尾市での1ヶ月は想像を遥かに超える魅力的な毎日でした。とにかく景色が美しく、キャストのみなさんは漫画から飛び出てきたようで、私には眩しすぎました。あの子達が歩いた道を、みんなで辿ってきました。とにかく原作を大切に抱いて進んだ1ヶ月でした。16歳のちっぽけな輝きが大きなオーラを纏う、そんな瞬間を感じていただけると思います。

奥平大兼/中見丸太役
まず一番最初にこのお話を聞いて台本を読んだとき、僕が演じる中見丸太だけでなく、登場人物全員に惹かれるものがありました。物語の雰囲気も色があって、とてもお芝居するのが楽しそうだなと思っていました。
そしてクランクインして石川県の七尾市にお邪魔させていただいて、地域の皆さんがとても優しく、温かくて、すぐに七尾市が好きになりました。自分の学生生活では体験出来なかった事を撮影を通して体験でき、他のキャストの皆さんもほんとにそのキャラクターが存在してるかのようにピッタリで、お芝居するのも楽しかったです。2023年にはアニメも放送されるということで、“君ソム”の世界を漫画、アニメ、そして実写映画とそれぞれの良さを楽しんでいただけたら嬉しいです。

池田千尋監督
この夏、七尾市という海沿いの街で、伊咲と丸太と共に生きました。
森七菜さんと奥平大兼くんは、私の想像など軽々と超えて大きく膨らみ、伊咲と丸太として生きた時間をカメラに焼き付けてくれました。
原作に感じた、今この瞬間にしかない奇跡のようなものが、二人が体現することで本当になっていく。そんな日々から生まれた映画です。
世界へ繋がる扉を開こうと、もがき駆け抜けた伊咲と丸太の物語が、多くの人へとさらに繋がり開いていくことを願います。

『君は放課後インソムニア』は2023年、公開予定。


君は放課後インソムニア(1) (ビッグコミックス)
¥693
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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