10月24日(月)より開催される「第35回東京国際映画祭」の顔となるオープニング&クロージング作品が決定した。
オープニング作品に決定したのは、二宮和也主演×瀬々敬久監督がタッグを組み、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男を題材にした愛の実話『ラーゲリより愛を込めて』。
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第2次世界大戦後、極寒のシベリアで強制労働を強いられ過酷な日々を過ごす中、日本にいる妻と約束した帰国(ダモイ)を誰よりも強く信じ、多くの捕虜たちを励まし続け、その心に希望の火を灯した感動作。二宮さんのほかにも、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾聰、桐谷健太、安田顕といった豪華俳優陣が集結している。
そしてクロージング作品は、黒澤明の名作『生きる』(’52)が、第二次世界大戦後のイギリスを舞台に、カズオ・イシグロ脚本によって蘇らせた『生きる LIVING』に決定。監督は『Beauty』(原題)でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナス。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのビル・ナイが主演を務めている。
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これまでサンダンス、ヴェネチア、サン・セバスティアン、トロントといった世界の錚々たる映画祭で上映され、早くも今年のオスカー候補と言われている。
「第35回東京国際映画祭」は10月24日(月)~11月2日(水)日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催。「TIFFCOM2022」は10月25日(火)~27日(木)オンライン開催。