人気映画製作会社・配給会社のA24が、エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラを題材とした映画『Priscilla』(原題)の北米配給を担当すると発表した。監督は『オン・ザ・ロック』のソフィア・コッポラ。A24は、詳細を報じた「Deadline」の記事をリツイートし「ソフィア・コッポラと一緒にグレイスランドへ行きましょう」とコメントを添えた。
『Priscilla』はプリシラが1985年に発表した自伝「私のエルヴィス」を原作とした作品。ケイリー・スピーニー(パシフィック・リム:アップライジング)がプリシラ、ジェイコブ・エロルディ(「ユーフォリア/EUPHORIA」)がエルヴィスを演じる。コッポラ監督はエルヴィス役のために何人もの俳優に会い、最終的にジェイコブに決めたが、プリシラ役には初日からケイリーが最有力候補に挙がっていたという。コッポラ監督は脚本、製作も務める。
エルヴィスといえば、今年はオースティン・バトラーがエルヴィス・プレスリーを演じた伝記映画『エルヴィス』(バズ・ラーマン監督)が大ヒットし、オースティンの演技も高い評価を受けたばかり。アカデミー賞候補の呼び声も高い。コッポラ監督の『Priscilla』は果たしてどのような作品になるのか。製作は今秋、トロントで行われるとのこと。