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トロント国際映画祭、観客賞はスピルバーグ監督の自伝的映画!『Woman Talking』が次点に

トロント国際映画祭・最高賞にあたる観客賞をスティーヴン・スピルバーグ監督が自身の少年期~青年期を元に描いた『The Fabelmans 』(原題)、次点は実力派女優集結の『Woman Talking』

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ポール・ダノ&スティーブン・スピルバーグ&ミシェル・ウィリアムズ『The Fabelmans』 Photo by Michael Loccisano/Getty Images
ポール・ダノ&スティーブン・スピルバーグ&ミシェル・ウィリアムズ『The Fabelmans』 Photo by Michael Loccisano/Getty Images 全 5 枚
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カナダ・トロントにて現地時間9月8日より開催されていたトロント国際映画祭2022。3年ぶりに完全オフラインのリアル開催となり、多くのハリウッドスターで賑わいを見せた中、最高賞にあたる観客賞をスティーヴン・スピルバーグ監督が自身の少年期~青年期を元に描いた『The Fabelmans』(原題)が受賞した。

トロント国際映画祭は、直前に開催されるヴェネチア国際映画祭とともに、その年の映画賞の行方を占う前哨戦として例年注目を集めている。特に最高賞にあたり、一般観客による投票で決まる観客賞はアカデミー賞作品賞の有力候補となることが多く、ノミネートおよび受賞は過去10年間で『ベルファスト』『ノマドランド』『スリー・ビルボード』『ジョジョ・ラビット』など9本。今回、スピルバーグ監督の映画愛に溢れた『The Fabelmans』(原題)も名乗りを上げたことになる。

次点はサラ・ポーリー監督のもと ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、フランシス・マクドーマンドら女優たちが大集結、ミリアム・テーブスの同名小説を原作に隔絶された宗教コミュニティー内での性暴力を描いた『Woman Talking』(原題)となった。

なお、今回のトロントでは深田晃司監督『LOVE LIFE』や早川千絵監督『PLAN 75』、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』、イ・ジョンジェの初監督映画『HUNT』(原題)などもお披露目されていた。


第47回トロント国際映画祭 主な受賞結果


観客賞:『The Fabelmans』(原題)スティーヴン・スピルバーグ監督(アメリカ)
 次点:『Woman Talking』(原題)サラ・ポーリー監督(カナダ)
 3位:『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』ライアン・ジョンソン監督(アメリカ)

ドキュメンタリー・観客賞:『Black Ice』(原題) ヒューバート・デイヴィス監督 (カナダ)
ミッドナイトマッドネス・観客賞:『Weird: The Al Yankovic Story』(原題)エリック・アッペル監督(アメリカ)

NETPAC(アジア映画)賞:『Sweet As』(原題)Jub Clerc監督(オーストラリア)
プラットフォーム賞:『Riceboy Sleeps』(原題)アンソニー・シム(カナダ)
FIPRESCI賞:『A Gaza Weekend』(原題)/バジル・カリル監督(イギリス、パレスチナ)
Amplify Voices賞:『Leonor Will Never Die』(原題)/マルティカ・ラミレス・エスコバル監督(フィリピン)、『While We Watched』(原題)/ビナイ・シュクラ監督(イギリス)、『To Kill A Tiger』(原題)ニシャ・パフジャ監督(カナダ)

IMDbProショートカッツ賞:『Snow in September』(英題) Lkhagvadulam (Dulmaa) Purev-Ochir監督(モンゴル、フランス)

《シネマカフェ編集部》

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