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柄本佑が監督! 加瀬亮&柄本時生&高良健吾ら出演の短編連作集『ippo』公開

俳優・柄本佑が監督を務める短編連作集『ippo』の公開が決定した。

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『ムーンライト下落合』『ippo』©がらにぽん
『ムーンライト下落合』『ippo』©がらにぽん 全 9 枚
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俳優・柄本佑が監督を務める短編連作集『ippo』の公開が決定した。

本作は、劇作家・演出家の加藤一浩による3本の演劇戯曲を原作に、柄本監督が映画の息吹を与えた短編連作集。

近年では「知らなくていいコト」「ドクターホワイト」『火口のふたり』『真夜中乙女戦争』などに出演、昨年は「アクターズ・ショート・フィルム」に加し、森山直太朗主演の短編『夜明け』を監督した柄本監督。実は、それ以前からすでに何本もの短編を自主製作で監督してきた。本作は、2017年から2022年のあいだに撮られた3本の短編がまとめられている。

全ては、男ふたりの物語。まず、アパートで眠れぬ夜を過ごすふたりを描く『ムーンライト下落合』では、久々に再会する友人ふたりを加瀬亮と宇野祥平。お金に困っている様子の兄弟を描く『約束』では、兄弟を渋川清彦と柄本時生。全編iPhoneで撮影された『フランスにいる』では、画家とそのモデルを加藤さんと高良健吾が演じる。

『約束』

スタッフは、柄本さんが主演した『きみの鳥はうたえる』の四宮秀俊が全編撮影を担当。三宅唱監督や森岡龍監督が助監督で参加している作品も。俳優・スタッフは、柄本監督が一緒に映画を作りたい人々に声をかけ、小さなチームで丁寧に撮りあげた。

『フランスにいる』

<柄本佑 コメント>
映画が好きで、小学校の卒業文集に将来の夢「映画監督」と書きました。文中にはフェリーニの『道』が世界一面白い映画だと書き、文末には「誰もが感動して泣ける映画が撮りたいです」と、なんともアホな事を明言してました。そんな彼が映画を撮りました。タイトルは『ippo』といいます。この映画を実現に導いて下さった関係者の方々に本当に感謝です。そしてまだまだ撮りたいものが沢山あるので関わったからにはもう逃がしませんよ、とだけお伝えしておきます。では「誰もが感動して泣ける映画」をどうぞ。 ―柄本佑

『ippo』は2023年1月7日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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