イギリスの名匠ケン・ローチ監督の映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』と『家族を想うとき』が、新宿武蔵野館、kino cinema横浜みなとみらいにて10月14日(金)より2週間限定で上映されることが決定した。
『夜空に星のあるように』で長編映画監督デビュー、2作目『ケス』ではカルロヴィヴァリ映画祭グランプリを受賞。『麦の穂をゆらす風』『わたしは、ダニエル・ブレイク』でパルムドールを2度受賞しているローチ監督。労働者や社会的弱者に寄り添った人間ドラマを描いてきたローチ監督の作品は、世界中の観客の心に寄り添い続けてきた。
今回急遽、決定したリバイバル上映では、複雑な社会制度に翻弄され、貧困に苦しみながらも助け合い生きていこうとするダニエルとケイティ親子との心の交流を描いた『わたしは、ダニエル・ブレイク』。新自由主義が生み出した現代社会の歪みとその渦中で翻弄される家族の姿を映し出した『家族を想うとき』の2作品がラインアップ。
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新型コロナウイルスの拡大を経て、格差が広がり貧困問題が深刻化するこの時代に、1人でも多くの人へローチ監督の作品を届けたいという思いから、今回の上映が実現したという。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』は10月14日(金)より新宿武蔵野館、kino cinema横浜みなとみらいにて2週間限定上映。