上野樹里主演「監察医 朝顔2022スペシャル」が9月26日放送。朝顔一家の家族旅行に号泣する視聴者からの声がSNSに続々と投稿されるとともに、森本刑事を演じた森本慎太郎には「ナンバMG5」との役柄の差について触れたコメントも寄せられている。
人気同名コミックを原作に、2019年に1stシーズンがオンエア、その後2020年秋からは月9初の2クールで2ndシーズンが放送された本作。法医学者の主人公が解剖を通して、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを描きつつ、主人公の家族の物語を丁寧に描くことで、多くの視聴者からの支持を集めてきた。
キャストは興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者・万木朝顔（まき あさがお）に上野さん。朝顔の父でベテラン刑事だったが認知症を患った万木平（まき たいら）に時任三郎。1stシーズンでは朝顔の恋人で平とバディを組んでいたが、その後結婚、今は朝顔の夫となった桑原真也に風間俊介。
興雲大学法医学教室の面々として検査技師の高橋涼介に中尾明慶。法医学者の安岡光子に志田未来。同じく法医学者の藤堂雅史に板尾創路。その妻・絵美に平岩紙。刑事の森本琢磨に森本さん。東日本大震災で行方不明になり、2ndシーズンで遺骨が発見された朝顔の母・里子に石田ひかり。1stシーズンでは興雲大学法医学教室の主任教授だったが、今はエンバーマーとなった夏目茶子に山口智子といった顔ぶれ。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
平の認知症が進行する一方、真也が異動先の神奈川県警から野毛山警察署へ戻ってくる。そんな折、朝顔たちのもとへ同時にひき逃げされたとみられる男女の遺体の解剖依頼がくる。高齢男性は所持品から身元がすぐに判明、女性はつぐみ（加藤柚凪）の同級生の母親だった。
一方、平の認知症が進行、つぐみが判らなくなり冷たい言葉を浴びせるようになる。つぐみもまた妹・里美が生まれたことで疎外感を感じていた…というのが今回のストーリー。
平がパソコンに残した家族のメッセージ、そこには朝顔に向け、もし家族を傷つけることになったら、この施設に連絡を取って欲しいと、介護付きホームの住所が記されていた。そして朝顔たち一家は5人での最後の家族旅行として仙ノ浦に向かう…。
視聴者からは平を施設に入所させるか思い悩む朝顔に「朝顔の施設入所に向き合うことができない気持ち、わかるので……辛い」「本当リアルすぎて。様々な人物の角度から気持ちが分かりすぎて辛い」「見てるとじいじと家族の事で考えさせられる。高齢者の介護は家族だけでは大変」など、共感の声も多数送られる。
一方、真也と電話するシーンで登場した森本刑事には「森本刑事のクスッと笑えるシーンは不可欠」「森本刑事凛々しくなったなぁと思ったら変わってない」「ずっと泣いてたんだけど唯一の森本刑事の登場だけ声出して笑いました」などの反応も。「慎ちゃんが出るドラマってナンバMG5にしろ監察医朝顔にしろ良いドラマ」「朝顔とナンバMG5の差がすごくて風邪引きそう」と、「ナンバMG5」で演じた大丸との差に触れたコメントも寄せられている。
