※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

安藤政信“自由に生きる男”、宮本茉由“真っ直ぐに生きる女”『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』予告編

1947年に出版され“斜陽族”と流行語にもなり、大ベストセラーとなった太宰治の名著「斜陽」。執筆75周年を記念する作品『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』よりポスターと予告編が解禁された。

映画 邦画ニュース
注目記事
『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(C)2022 『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』製作委員会
『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(C)2022 『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』製作委員会 全 2 枚
拡大写真

1947年に出版され“斜陽族”と流行語にもなり、大ベストセラーとなった太宰治の名著「斜陽」。執筆75周年を記念する作品『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』より、安藤政信演じる“自由に生きる男”と宮本茉由演じる“真っ直ぐに生きる女”を捉えたポスターと予告編が解禁された。


>>『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』あらすじ&キャストはこちら

いまもなお読み継がれている「斜陽」は、戦後の日本を舞台に没落貴族の娘かず子と彼女が想いを寄せる売れっ子作家との恋と革命の物語。本作ではヒロインのかず子を映画デビューにして初主演の宮本さんが演じ、彼女が想いを寄せる売れ子作家を安藤さんが演じている。

この度解禁された予告編では、「人間は恋と革命のために生れて来たのだ」という「斜陽」に刻まれた太宰治の名言と共に、売れっ子作家の上原(安藤さん)がヒロインのかず子(宮本さん)にいきなり接吻する衝撃のモノクロの映像で幕をあける。続けて、「鳩のごとく素直に、蛇のごとく慧(さと)かれ、というイエスの言葉を思い出し、ある決心をした」と東京へと向かうかず子の姿が映し出される。

終戦を迎えた日本は新たな価値観で生き抜かねばならない時代を迎えていた。住み慣れた土地を離れ、激動の時代を懸命に生き抜くことを決意したかず子は、太宰自身が投影された上原に想いを寄せている。「俺には女房も子供もいるんだぜ」という男に、「私の生きがいはあなたを愛して子供を産むことなの」と応じるかず子ににじむのは、新たな価値観で生き抜くと決めた強い意志。

混沌とした時代に、常識から外れ自由に生きる男と、強く真っ直ぐに生きる女が出会う恋と革命の物語がどんな展開を迎えるのか、期待が高まる内容となっている。

さらに予告編では豪華共演者たちも紹介。かず子の母・都貴子に水野真紀、貴族の血に抗いながら麻薬と酒に逃げ破滅していく弟・直治を奥野壮、上原行きつけの酒場の女将に萬田久子、都貴子を診察する三宅医師に柄本明と実力派俳優が脇を固めている。

そして、同時解禁となったポスター・ビジュアルは、屏風と障子、畳の上には絨毯がひかれた部屋で、かず子が上原と身を寄せ合う許されぬ逢瀬をとらえている。

『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』は10月28日(金)TOHOシネマズ甲府先行、11月4日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。


CINEMA SQUARE(シネマスクエア) vol.136 (2022-09-01) [雑誌]
¥860
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]