MovieNEXと4KUHD MovieNEXが発売中の『バズ・ライトイヤー』より秘蔵映像が公開。スタッフらが「ルーカス・ミュージアム・アーカイブ」を見学する様子をとらえている。
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本作は「トイストーリー」シリーズの最新作であり、人気キャラクター“バズ”の原点を描いた物語だが、この度、あの「スター・ウォーズ」シリーズが原点となったという、デザインの誕生秘話に迫る映像が解禁された。
本作に登場する乗り物や装置などは80年代初頭のパソコンのようなデザインで、ボタンも多く、保存ディスクやカセットなどの“レトロフューチャー(過去のSF作品などで描かれていた未来)”が意識されている。特に意識したのは、あの「スター・ウォーズ」シリーズ。今回公開する映像ではスタッフが「ルーカス・ミュージアム・アーカイブ」へ見学に行った際の様子が収録されている。
「スター・ウォーズ」の大ファンでもある彼らは時に歓声を上げながら館内をまわり、資料や小道具などをくまなく見ながら、デザインだけでなく画面にどう映るかについて検証するなど、「スター・ウォーズ」シリーズから得た深い知識を本作に反映させていった。
また、本作の世界観を高めるために、かつてルーカス・フィルムが「スター・ウォーズ」シリーズを作成した時のように、バズの愛機XL-01の最初のバージョンは、模型ビルダーに依頼して作成したとのこと。アンガス・マクレーン監督は「フラットな形や美しい線に複雑なディティールをどの程度加えるかを議論し、一般的な感覚を模型作りにも反映させた」と語っている。
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また監督は、「トイ・ストーリー」シリーズを通して知っているものとは違う出発点から始めることを意識しており「この映画は、幾つかのSF作品に対するオマージュの側面もありますが、むしろ映画全般に捧げているという意味合いの方が強いです」と明かす。
また、デザインについて、「本作では、全般的にデザインの美的感覚がややレトロなものになっています。ちょっとずんぐりしていて、80年代初頭の様相で、「スター・ウォーズ」シリーズとか『パララックス・ビュー』とか『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』とか、当時の多くのアニメとかからインスピレーションを受けたものです。この映画には、手で触れることができそうな触感を宿らせて、フランスのヌーヴェルヴァーグのような高いコントラスト比で描くことにしました」と、「スター・ウォーズ」シリーズをはじめ、多くの作品からもインスピレーションを受けていると語っている。
『バズ・ライトイヤー』MovieNEXは発売中、デジタル配信中。