日本テレビ系「金曜ロードショー」では、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を11月25日（金）に初放送することが決定した。
「ヴァイオレット・ヴァーガーデン」は、幼い頃に軍人として大戦に参加し、人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを表現することを知らなかったヴァイオレットが、戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」の職に就き、様々な依頼を受けながら、戦場で生き別れとなった上官・ギルベルト少佐に告げられた「愛してる」の言葉の意味を探し続け、愛を知るまでの成長の物語。
昨年の「金曜ロードショー」で、TVシリーズの“金曜ロード特別編集版”と『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―』を放送した際には、2週にわたってTwitterのトレンドを席巻し、世界トレンド1位を獲得。
今回放送が決定した劇場版は、そのフィナーレとなる。2020年に公開され、興行収入21.3億円のヒットを記録、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞も受賞した。
物語は、ヴァイオレットのその後が描かれる。代筆業の経験を重ねながら、いつかギルベルト少佐に会えると信じて待ち続けるヴァイオレット。ある日、一通の宛先不明の手紙から、物語が大きく動き出す。
TVシリーズから手掛けている石立太一監督は、今回の放送決定を喜びつつ、「私と致しましては、今作の制作にあたり、この作品そのものが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンという一人の女性から、未来を生きる我々への『最後の手紙』になるように、そんな作品にしたいと思い、制作しておりました。アニメーション作品は、手で描いた膨大な枚数の『絵』、つまりたくさんの手で描いた『線』の集積で出来上がっています。その一本一本の線に、ヴァイオレットの願った、未来への想いを込めようとスタッフ皆で精一杯作り上げた作品です。見てくださった皆様にその想いが届くことを心より願っております」とコメントを寄せている。
金曜ロードショー『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は11月25日（金）21時～日本テレビ系にて放送。
