“嘘つき”がどちらにも存在…涙なしでは見られない「オオカミちゃんくん」の魅力

ABEMAのオリジナル恋愛番組「オオカミには騙されない」のシリーズ最新作「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」が10月30日にその幕を閉じた。

最終話では、視聴者からは「これまでの『オオカミ』シリーズで、今回が過去イチ泣いた」「人生で一番号泣した」「作品を観てこんなに嗚咽するほど泣いたの初めて」など、涙なしでは見られないという声が多く寄せられた。そこで、今シーズンのポイントをふり返りつつ、その魅力を紐解いていく。

史上初！ 嘘つきオオカミが男女両者に…

同シリーズには、恋をしようとしない“嘘つきオオカミ”という存在が。今シーズンでは、シリーズ配信開始以来、史上初となる女性側に1人以上、男性側に1人以上という、男女どちらにもオオカミがいる状態でスタート。

初回配信前から「どのようなラストになるのだろう？」、「結末が予想できない」と話題に。

始まりのファーストイヤリング

新たに導入されたルールが“ファーストイヤリング”。男性が第一印象で1番気になった女性1人に、ビーズのついたイヤリングを渡すイベントで、受け取った女性は次回集まったとき、気になる男性のイヤリングを着用してくるというルール。

イヤリングを着用しているのか、髪に隠れてなかなか分からず、そわそわするシーンもあった。

共同作業はイルミネーション制作

共同作業をしつつ、恋を深めていく本シリーズ。今回の共同作業の内容は、恋人たちの夜を彩るオリジナルイルミネーションを制作し、イベントを開催すること。光の装飾がついた衣装で東京ガールズコレクションに出演し、イルミネーションイベントの宣伝も行った。

番組内では、光るお面の制作時、手に持っていたお面をライトで照らし「気になってる」という文字が浮かび上がらせるシーンもあり、これには「めちゃくちゃ可愛い！」「これはキュンとした…」と胸キュンした視聴者も。

視聴者もドキドキの中間告白

番組の中盤で行われる中間告白。今回は、男性が気になっている女性を呼び出し、「自分はオオカミではない」と“NOTオオカミ宣言”を行った。

3人が同じ一人の女性を呼び出す場面や、にのんとういとの三角関係となっていたはるが、どちらを呼び出すのかなども注目を集めた。結果、はるは一途に想ってくれていたういを呼び出し、「今俺はういのことしか考えられないです」と告白。視聴者からも「かっこいい！」「ういはる、おめでとう」とコメントが寄せられた。

脱落に涙――

今シーズンも“嘘つきオオカミ”だと思うメンバーを視聴者が予想して投票する「オオカミ投票」を実施。視聴者から最もオオカミだと疑われ、最多票を集めたひびきの脱落が判明すると、メンバーは全員大号泣。

ひびきには、最後に想いを伝えたい人を1人指名し、2人きりで過ごすことができる時間が与えられ、仲を深めていたしおりを迷わず誘い「めっちゃ好き」「大好きだよ」とお互いの気持ちを確かめ、強く抱きしめ合った。

誰がオオカミなのか？

迎えた最終話。のせりん＆なな、はる＆ういが告白成立し、コメント欄はお祝いモードだが、一方でオオカミが誰なのか混乱が広がった。るいとももはは安定感のあるペアで、最終告白でもるいに向けてももはは「大好きです」と告白。るいは赤い風船をももはに渡し、オオカミくんではないことが確定。そして「オオカミちゃんじゃないって信じてます」と手を差し出したが、ももはは「いいよって言うまで、目つぶってて」と言い、るいが目をつぶったことを確認すると後ろに下がり、泣きながら赤い風船を空に放ち、その場を去ってしまった。

その後、赤い手紙が残され、「るいが私の正体を知っても、この思い出を悲しい思い出じゃなくて、楽しかった思い出として残してもらえますように」「るいとの時間は、私にとって、忘れられない初恋でした。ありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。何度もデートを重ね、「この2人本当に尊い」「癒される…」など視聴者からも応援されていた2人。彼らをもう見ることができない…と、視聴者には衝撃が走った。

さらにその後、これまで常に周囲を気にかけ、相手を思いやるばかりに、恋がうまくいかない姿を見せてきたりおが、オオカミくんだったことが判明。視聴者からは「史上最高に優しいオオカミだったなあ」「最後まで優しくて泣ける」といった反応が。初恋のオオカミちゃん、優しすぎるオオカミくん。2人の存在が、視聴者たちの心に深く突き刺さった。

「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」はABEMAにて全話配信中。