1950年代のロンドンを舞台に、1枚の美しいドレスとの出会いで人生が変わった主人公をアカデミー賞ノミネート俳優のレスリー・マンヴィルが演じた『ミセス・ハリス、パリへ行く』より、本編映像が解禁された。
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この度解禁されたのは、細部まで忠実に再現したメゾンディオールのアトリエの完璧な美しさに酔いしれ、うっとりしているミセス・ハリス(レスリー・マンヴィル)の本編映像。夢のドレスを買うために家政婦をしながらコツコツ貯めたお金を握りしめ、はるばるロンドンからパリのメゾンディオールにやって来たミセス・ハリスは、顧客ですら滅多に入れないディオールのアトリエに特別に入れてもらえることに。
そこは白を基調とした室内で、繊細な作業をするスタッフたちも白い服に身を包み、美しい生地や羽根飾りや刺繍に囲まれていた。そしてさらに奥の部屋には、ミセス・ハリスが惚れ込んだドレス「テンプテーション」が。
夢のディオールのドレスがここで作られているんだ、と恍惚の表情を浮かべるミセス・ハリスに、案内役の女性も思わず「大丈夫?」と心配するほど。「驚くほど完璧。ここは天国?」と酔いしれる彼女に、作業中のスタッフたちも微笑み、幸せな雰囲気がアトリエに溢れる。
質素な生活をしていたミセス・ハリスが夢に向かって進む姿を、素敵にロマンティックに描き出した本作の一端を垣間見ることができる幸せ伝わる本編映像となっている。
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またこの美しいアトリエはもちろんのこと、本作の製作チームとディオール社は、メゾンディオールの建物と細部にまでこだわった内装の本格的な再現を最重要視し、アカデミー賞受賞の美術デザイナーのルチアーナ・アリジに今作のプロダクションデザインを依頼。
アリジは「本物に忠実にセットを作らなければならなかった。あまりにもよく知られている建物で、当時そこを訪れたことのある厳しいパリジャンたちも、この映画を見ることがわかっていたから」と語っている。
『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。