11月25日(金)より、幕張メッセにて「東京コミックコンベンション2022」(以下、「東京コミコン2022」)が開幕。2019年以来、3年ぶりとなるリアル開催での実施となり、ヘイデン・クリステンセン、ジェームズ・マカヴォイら豪華12名もの来日セレブが参加した。
アンバサダーに「EXILE」のAKIRA、PR大使に東海オンエア、メインMCに米本学仁とマリア・テレサ・ガウを迎え、さらに急きょマーベル・コミック編集長のC.B.セブルスキーがサプライズ登壇し、東京コミコン2022の開幕を盛りあげた。
来日セレブゲストが大集結!恒例の鏡割りも
オープニングセレモニーに参加したのは、東京コミコンも製作に参加する『エンド・オブ・ロイヤルティ』に出演するマイケル・パレ、ヴァーノン・ウェルズ。『スター・ウォーズ』シリーズ、ボバ・フェット役のダニエル・ローガン、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」からジョセフ・クインとジェイミー・キャンベル・バウアー。
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「キャシアン・アンドー」にも出演したアンディ・サーキス、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのカレン・ギラン、『スター・ウォーズ』シリーズ、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズ、アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセン、パルパティーン皇帝/ダース・シディアス役イアン・マクダーミド。『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのクリストファー・ロイドの12名。
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そこにサプライズ登壇したブルスキーが「お久しぶりですね、みんな元気ですか? You Love MARVEL. MARVEL love Japan!この週末楽しんでね!」と流ちょうな日本語を交えた挨拶をして会場を沸かせ、ステージ上に並ぶ6個の樽で、登壇者全員による鏡割りが行われた。
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アンディ・サーキス「光と闇、正反対のキャラクターを演じられて良かった」
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や『ブラックパンサー』ユリシーズ・クロウ役で有名なアンディ・サーキスは、登壇早々スタッフが着ていた『ロード・オブ・ザ・リング』のTシャツを見つけて、いきなりゴラムの声を生実演! 客席を大いに沸かせた。その後トークセッションへと移り、質問に応じた。
ゴラム役については、「最初は声だけの出演と思っていたら、監督のピーター・ジャクソンが新しい技術を試す、ということでモーションキャプチャーもやることになったんです。1999年から演じ始めてピーター・ジャクソンが私の演技を撮影し、その動きを元にアニメーターが絵を描き起こす作業を当時はしていました」と打ち明け、後に「『キングコング』などモーションキャプチャーもどんどん進化していって、今ではどの作品でもモーションキャプチャーが使われるようになっています」と語る。
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MARVEL、『スター・ウォーズ』、DCの作品に出演してきたことについては「それぞれに世界観があり、それを行き来できるのは本当に素晴らしいこと」とコメント。「DCはどこかダークさがありつつもエモーショナルな面がある。『スター・ウォーズ』 については私はラッキーにも2つのキャラクターを演じられた。オペラのような『スター・ウォーズ』の世界で光と闇、正反対のキャラクターを演じられてとても良かったです(「キャシアン・アンドー」のキノ・ロイ役と映画シリーズの最高指導者スノーク役)。MARVELは常にユーモアにあふれています」と、それぞれの魅力を語った。
また、ファンから『スター・ウォーズ』シリーズで2役やっているので、MARVELでも2役やって欲しいとの質問が寄せられると、「『ブラックパンサー』のユリシーズ・クロウは大好きな役。神話的な物語なのでどこかでまた登場するのは無くはないと思うのですが…」と期待を含める。
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最後に「キャシアン・アンドー」でアンディが演じるキノ・ロイのセリフ「One Way Out!」に勇気づけられるファンがたくさんいることを知らされると、「One Way Out!」のセリフを迫力の声で実演。そして「最後に私は言いたい、私はとてもラッキー、多くの人に愛されるたくさんの物語の1部になることが出来て。色々なものが変わっても、皆さんのように、中にあるものが変わっていかない人たちもいることを覚えておいて欲しい」というメッセージでステージを締めくくった。
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『エンド・オブ・ロイヤルティ』完成記念プレミアム・トーク
いまもなおファンが多い『ストリート・オブ・ファイヤー』で主人公を演じたマイケル・パレと、『マッドマックス2』のウェズ役や『コマンドー』のベネット役で知られるヴァーノン・ウェルズが出演、アーティストとして『エイリアンVSプレデター』や「マンダロリアン」に関わり、『GEHENNA(ゲヘナ)~死の生ける場所~』で監督デビューを飾った片桐裕司監督によるアクション映画最新作『エンド・オブ・ロイヤルティ』の完成を記念したプレミアム・トークショーが開催。
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トークショーでは、マイケルは登壇してすぐさま「僕の顔がポスターには出てないんだよ」と冗談交じりに発言すると、すかさず片桐監督が「このポスターは悪役しか出してないからなんだよ」とフォローし、和やかな雰囲気でトークが始まった。
片桐監督は「予算的にもCGなど特殊効果をあまり使わず肉体的アクションだけでやりたかったが、ただそれだけだと予算規模が大きい作品に勝てないので、様々な要素を組み込んでちょっとユニークなアクション映画にしました」と作品について語り、「キャスティングに関しては、コンタクトが可能な俳優のリストを見た時にマイケル・パレさんの名前を見つけて『ストリート・オブ・ファイヤー』が大好きなので迷わず彼にオファーしました。ヴァーノン・ウェルズさんも私は『コマンドー』で演じた敵役にとても影響されていたので彼にもオファーしました」と明かした。
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また、「今回の映画もちょっと80年代テイストがにじみ出ていると思います」と期待を煽っていた。
クリストファー・ロイド、マイケル・J・フォックスとの秘話明かす
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役でお馴染みのクリストファー・ロイドのセレブステージに登場。冒頭から両手を大きく広げて満面の笑みで登場したクリストファーは、トークが始まって最初はイスに座っていたもののすぐに立ち上がり、最後まで立ったままで貴重な裏話を披露した。
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の一番好きなシーンについて問われると、「沢山あるので難しいのですが、『Part3』で馬に乗って電車を追いかけるシーンは今でも印象的です。あとは、 『Part1』の時に最初はマーティー役を別の俳優で撮影していたのですが、6週間たったある日、スピルバーグが深夜1時にみんなを集めて『次からマーティー役はマイケル・J・フォックスが演じる』と言ってみんなを驚かせたこともありました。でもそれによって、凄く良い化学反応が起きたのです」と明かす。
ニューヨーク・コミコンでも会ってハグしたマイケルについて、「今でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のイベントでよく一緒になるのですが、マイケルの事は本当に大好きです。プライベートでもお付き合いしていますし、重い病にも勇敢に立ち向かって、しかもユーモアをもってみんなに笑顔を届け続けている彼は素晴らしいと思います」と語る。
さらに、出演の噂がある「マンダロリアン」について言える範囲で、と問われると、「なんの話ですか?(笑)」とコメント。「実はとても素敵な撮影を経験しました。嘘ですよ(笑)。あー混乱してきた!私が出ていても出てなくても楽しい作品ですよ(笑)」 とファンが気になる話題にもユーモアを交えながら応じていた。
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「東京コミックコンベンション 2022」は11月27日(日)まで幕張メッセ 4~8ホールにて開催中。