あのクマのプーさんが殺人鬼と化してしまうホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』(原題)を手掛けた製作陣が、今度はバンビをホラー映画化することが分かった。タイトルは『Bambi: The Reckoning』(原題)。
『Winnie the Pooh: Blood and Honey』のプロデューサー、スコット・ジェフリーが「Dread Central」に「私たちみんなが知っていて大好きな1928年の物語を信じられないほど暗い形で再び語る映画です。Netflixの映画『ザ・リチュアル いけにえの儀式』で使われた(モンスターの)デザインからインスピレーションを得て、バンビは荒野に潜む残忍な殺人マシーンになります」と語っている。
ジェフリーは今作で監督を務め、『Winnie the Pooh: Blood and Honey』でメガホンを取ったリス・ウォーターフィールド、ジェフリーの製作会社「Jagged Edge Productions」も再び製作に関わる。ジェフリーと同社は『Winnie the Pooh: Blood and Honey』第2弾や、ピーターパンのホラー映画も企画中。
『Winnie the Pooh: Blood and Honey』がA・A・ミルンの小説「クマのプーさん」を原作としているように、今作もフェーリクス・ザルテンが1923年に発表(英語版は1928年)した「バンビ」を基にしている。どちらの小説も著作権が消滅しパブリックドメイン化したことにより、独自の解釈を加えた映画化などが可能になった。