是枝裕和総合演出によるNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」より本予告が解禁された。
小山愛子による大人気コミックを原作に、是枝裕和監督が総合演出を務めドラマ化した本作。各エピソード監督・脚本を、是枝監督のほかに、津野愛(『十年 Ten Years Japan』)、奥山大史(『僕はイエス様が嫌い』)、佐藤快磨(『泣く子はいねぇが』)の次世代を担う注目監督が担当する。
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この度解禁となった本予告は、祇園の舞妓さんになることを夢見て、故郷の青森を離れ、京都へやってきたキヨと親友のすみれの希望に満ちたシーンからスタート。そして2人は舞妓さんたちが共同で生活する屋形に住み込み、舞などの稽古に励んでいく。
すみれのように器用にこなせないキヨは、屋形の女将さんである梓から「あんたには舞妓ちゃんは向いてへんと思うわ」と言われ舞妓の夢を諦めてしまう。その選択にすみれも涙するなど、2人の葛藤が切り取られている。
ある日、みんなのために作った親子丼が評判となり、屋形の毎日のごはんを用意する「まかないさん」として働くことになるキヨ。シチューに天ぷら、パンプディング、なべっこ団子(おしるこ)など、キヨの作る料理の数々がそれぞれの生活とともに鮮やかに映し出されていく。
そんな中で、すみれから「キヨちゃんは後悔してない? ここに来たこと」と聞かれたキヨは、「私ね、はじめから“まかないさん”になるためにここに来た気がする」と答える。互いに目で通じ合う2人の笑顔で締めくくられる、何気ない日常の愛おしさがたくさん詰まった、温かく優しい時間を感じる予告編となっている。
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さらに同時解禁となったキーアートは、屋形の皆が勢ぞろいし微笑む「まかないさん」と「舞妓」の美味しく、美しい日々が伝わってくる1枚となっている。また本作のオリジナル・サウンドトラックの発売も決定している。
Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」は2023年1月12日(木)より全世界独占配信(全9話)。