ケイト・ウィンスレットがAppleの「Happy Sad Confused」ポッドキャストに出演。出世作『タイタニック』で演じたローズ役に浴びせられた、ボディシェイマーたちからの暴言に苦言を呈した。
公開から四半世紀経ち、ケイトが有名なあのシーンについてのファンの考察について、ついに口を開いた。タイタニックが沈没し、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックが海に浮かぶドアにローズを乗せ、自分は身を引き海底へと消えていくという有名なシーンだ。このシーンについて、ボディシェイマーたちは長い間「ジャックがドアに乗れなかったのはローズの体重のせいだ」と議論を交わしている。
これを受け、ケイトは「(彼らにとって)私は太っていたみたいですね。なんで彼らは私にそんなに意地悪だったんだろう。本当に意地が悪い。私、全然太ってはいなかったですよ。(いまなら)ジャーナリストに『私をそんな風に扱わないで。私は若い女性で、身体が変化している最中なの。それを理解しようとしている。すごく不安だし、怖い。すでにそうなのにこれ以上つらくするのはやめて』と言ったことでしょう。あれはいじめであり、虐待スレスレだと言える」と語った。
ケイトは、女優はしばしば仕事で体重が問題視されてきたと語る。しかし、「映画界は本当に変わりつつある」「変化が起こり始めたことはとてもハッピーな気持ちにさせてくれる」と喜びをあらわにした。