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カラフルでモダン!大映ヒロインを紐解く初の画集「大映映画おしゃれ手帖」発売

“大映スター”たちのファッションから作品を紐解く、日本映画のファッションに特化した初の画集「大映映画おしゃれ手帖」の発売が決定。

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「大映4K映画祭」ポスター(c)KADOKAWA
「大映4K映画祭」ポスター(c)KADOKAWA 全 9 枚
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若尾文子や山本富士子らの主演映画が4Kで蘇る「大映 4K 映画祭」が2023年1月20日(金)より開催されることを記念し、“大映スター”たちのファッションから作品を紐解く、日本映画のファッションに特化した初の画集「大映映画おしゃれ手帖」(ワイズ出版 刊)の発売が決定した。

「大映 4K 映画祭」は、4K初披露となる8本、増村保造監督・若尾文子主演の『赤い天使』、吉村公三郎監督・山本富士子主演『夜の河』、三隅研次監督・市川雷蔵主演『斬る』『剣鬼』『剣』『大菩薩峠』シリーズを加えた28本を上映。

『しとやかな獣』 ©KADOKAWA1962

また本映画祭連動企画として、粒揃いの秀作・怪作・超レア作を上映する「Road to the Masterpieces」(1月6日~)も開催される。

本映画祭に合わせて登場する画集「大映映画おしゃれ手帖」の著者は、野宮真貴のLINEスタンプや、ヨーロッパ風のエレガントなイラストのグッズ制作、WEBマガジン「バラ色通信」でファッションスタイルコラム執筆など、幅広く活躍する永川梨惠。上質な映画を上映する渋谷のBunkamura ル・シネマに勤務していた経験を持つ、筋金入りの映画好きイラストレーター。

今回、大映の名作・計17本を華麗に紹介したワクワクが伝わるこの1冊から、映画の魅力が溢れ出すページを一部抜粋。4K版が上映される、日本版『パラサイト』とも称された若尾文子主演の『しとやかな獣』と、本映画祭のために初4K化された山本富士子主演の『夜の河』を取り上げたページが到着した。

永川さんは「映画の楽しみ方は人それぞれ! 大映映画80周年の年に観た『大映映画の中の"ステキ"』をワクワクしながら一気に描き下ろしたイラストコラム集です。今こそ取り入れたいと思えるスタイルのヒントがここにある気がします」とコメントを寄せている。

『夜の河』 ©KADOKAWA1956

「大映」とは?


1942年に創立した映画会社。戦時下に新興キネマ、大都映画、日活製作部門を統合してつくられた。溝口健二、伊藤大輔、市川崑、三隅研次、池広一夫、増村保造など日本映画を代表する錚々たる巨匠・名匠の作品を数多く製作。国内外に大きな影響を与えた。

また、京マチ子、市川雷蔵、山本富士子、若尾文子、勝新太郎など数多の名だたる映画スターを輩出したほか、田中絹代、香川京子、岸恵子、仲代達矢など他社専属やフリーの俳優を起用し多くの名作を世に出した。日本で唯一のビスタビジョンや70ミリなどの大型映画を手掛けるなど、その高度な技術力にも定評があったが1971年に倒産。

「大映 4K 映画祭」は2023年1月20日(金)~角川シネマ有楽町、2023年1月28日(土)より大阪シネ・ヌーヴォほか全国にて順次開催。
「Road to the Masterpieces」は2023年1月6日(金)~角川シネマ有楽町にて開催。


大映映画おしゃれ手帖
¥2,200
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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