伊藤沙莉、竹野内豊共演の『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』より新規場面がカット解禁。さらに海外映画祭への正式出品決定が発表された。
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本作は、『異動辞令は音楽隊!』の内田英治監督と『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三監督がタッグを組み、伊藤沙莉、竹野内豊など豪華な出演者たちが揃った異色の探偵エンターテインメント。
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この度解禁となった3枚の場面写真では、本作の主人公・マリコ(伊藤沙莉)が、探偵の顔を隠して営んでいる新宿ゴールデン街の三番街にある小さなバー「カールモール」のお店のドアを元気に開ける様子、竹野内豊が演じる自称忍者のMASAYAが忍術修行をする姿、さらに、探偵と忍者の異色のカップル、マリコとMASAYAの仲睦まじい姿が映し出されている。
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さらに、全国公開に先立ち、ホワイト・レイヴン・アワードを受賞した「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」に続き、新たに「第43回ポルト国際映画祭(ファンタスポルト)」のOfficial Competitive Section FANTASY FILMS部門、さらに、アメリカ・ロスで開催、今年で4年目を迎える「Film Maudit 2.0」のOfficial Selection of the Feature Film Competition部門にも正式出品が決定。
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1980年に始まった「ポルト国際映画祭」は、ファンタジーとポルトを合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれ、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」や「ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭」と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる。
ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化し、過去には『セブン』(1996)、『キューブ』(1999)、『パンズ・ラビリンス』(2007)など名作を輩出。近年では『ゴーストマスター』(2020)、『樹海村』(2021)が最優秀作品賞を獲得、『この子は邪悪』(2022)が審査員スペシャルメンションを獲得している。
また、今年で4年目を迎える「Film Maudit 2.0」は、芸術家ジャン・コクトーのフェスティバル「ル・フィルム・モーディット」にインスパイアされた、ハイブリッド(ライブ&オンライン)な映画祭だ。
海外での注目度も高まり、ますます目が離せない本作。続報にも注目したい。
『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は2023年初夏、テアトル新宿ほか全国にて公開。