西島秀俊、濱田岳ら共演の「警視庁アウトサイダー」。その第3話が1月19日放送。直央を演じた上白石萌歌がみせるコミカルな場面と、西島さんと濱田さんの重厚な演技合戦に「シリアスとコメディのバランスが好き」など、視聴者から高評価を受けている模様だ。
「メゾン・ド・ポリス」や「インディゴの夜」の加藤実秋による同名小説をドラマ化。元マル暴オヤジ刑事と大きな秘密を抱えたエース刑事、やる気ゼロな新米刑事がワケありトリオを結成。各々の思惑のため手を組んで様々な難事件に挑むストーリーが展開する本作。

キャストには、本庁組織犯罪対策部から所轄に飛ばされた元マル暴の架川英児を西島さんが演じるほか、他人に成りすまして刑事となり何かを探っている蓮見光輔に濱田さん。警視庁副総監を実父に持っている新人刑事の水木直央に上白石さん。
スゴ腕鑑識の仁科素子に優香。叩き上げ刑事の梅林昌治に長田成哉。刑事課課長の矢上慶太に小松和重。梅林と対照的なタイプの刑事・野本滋にワタナベケイスケ。桜町中央署で事務をしている倉間彩子に野波麻帆。巡査長の米光麻紀に長濱ねる。英児や藤原が通う居酒屋のバイトで地下アイドルの沙希に井本彩花。
英児の元上司で恩人の藤原要に柳葉敏郎。架川を監視している警視庁監察係の羽村琢己に福士誠治。組織犯罪の撲滅をスローガンに掲げる政治家の小山内雄一に斎藤工。直央の母親・水木真由に石田ひかり。直央の父で警視庁副総監の有働弘樹に片岡愛之助といった顔ぶれ。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

直央は帰宅途中に幼い女の子・多村凛(いろは)を保護する。凛は母の加奈子(寒川綾奈)と2人暮らしで、夜遅くなっても母親が帰ってこないため行方を捜していたという。最近、地域で若い独身女性の失踪事件が2件続いていることから、直央は加奈子も誘拐されたのではとにらみ、架川も上層部への点数稼ぎのため、直央とともに捜査に乗り出す。
調べると加奈子がシングルマザーであることを隠してマッチングアプリに登録していたことが判明。失踪した2人の女性もマッチングアプリに登録しており、生物学者の山野井昭(味方良介)が捜査線上に浮かぶ。直央が山野井と“デート”している隙に、架川と光輔、素子らは山野井の自宅に踏み込み女性たちを救出する…というのが3話の展開。
山野井の好みに合わせ前髪を“ぱっつん”にする直央…視聴者から「上白石萌歌さんの前髪ぱっつん素敵でした!」「前髪パッツンの上白石萌歌ちゃんもカワイイなぁ」「こういう、上白石萌歌ちゃんが見たかった!」などの声が相次ぐ。
上白石さんのコミカルな演技と対照的に、光輔の“秘密”が明かされるシーンでは西島さんと濱田さんの重厚感あふれる演技合戦が繰り広げられ、こちらにも「シリアスとコメディのバランスが好き」「コメディ要素とシリアス要素が良い感じで1時間、退屈に感じない」「シリアスとコメディが急に変わるのが斬新」などのコメントが多数。多くの視聴者から高評価を受けている模様だ。