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8ミリカメラを手にした青春時代を映画に『Single8』本ビジュアル

平成ウルトラシリーズを手掛けてきた特撮の旗手、小中和哉監督の自伝的青春映画『Single8』から本ビジュアルが解禁。

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『Single8』©️『Single8』製作委員会
『Single8』©️『Single8』製作委員会 全 5 枚
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平成ウルトラシリーズを手掛けてきた特撮の旗手、小中和哉監督の自伝的青春映画『Single8』から本ビジュアルが解禁となった。


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本作は、映画作りに情熱を燃やす高校生たちが繰り広げる恋と友情を描いた70年代の青春グラフィティ。

1978年夏、高校生の広志は日本で公開されたばかりの『スター・ウォーズ』を観て大興奮! 自分も巨大な宇宙船を撮りたいと8ミリカメラを手にする。映画作りへの熱い想いはいつしかクラスメイトたちを巻込み、文化祭の出し物で監督作品が上映されることに。こうして忘れられない夏休みの撮影が始まった――。

主人公の広志には、主演映画『許された子どもたち』で第75回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞、ドラマ「ファーストペンギン!」にも出演した注目の新鋭、上村侑

広志をサポートし共に奔走する友人の喜男と佐々木に、ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループ「WATWING(ワトウィン)」で活躍する福澤希空桑山隆太。広志が密かに思いを寄せ、映画のヒロインを申し出る夏美に、『ベイビーわるきゅーれ』で話題をさらった高石あかりとフレッシュな若手俳優が集結する。

監督は、平成ウルトラシリーズを手掛けてきた映画監督・小中和哉。「8ミリ映画作りに熱中した青春時代を映画にしたい!」と抱き続けていた念願の企画を実現。仲間と一緒に情熱を傾け、一からモノづくりをすることの尊さを描いた極上の青春映画が誕生した。

今回解禁となった本ビジュアルは、8ミリフィルムの穴をデザインにあしらい、8ミリカメラのシルエットの中で主人公たちがポーズをとっているもの。シンプルながらも抒情的でノスタルジーを感じさせるビジュアルとなった。

また、是枝裕和、黒沢清、樋口真嗣ら第一線で活躍する同時代を生きた映画監督たちと、「ウルトラマン」シリーズ初代ヒロイン、科学特捜隊「フジ・アキコ」隊員を演じた桜井浩子からも応援コメントが到着。

「不思議なワクワク感に満ちていました」と語るのは是枝監督。「単純なノスタルジーではなかったのは、小中さんの中に自らの原点をもう一度確かめたいという強い前向きな動機があったからではないかと勝手に想像して嬉しくなりました」とコメント。

黒沢監督は「ああ、懐かしい。撮ってるときは何が写っているのかさっぱりわからないのが8mm自主映画だった。だから、出来上がった作品はいつも予想もしないものになる。あれがスタートだった」と自らの実体験を回顧。

樋口監督も「あの日々を生きていた何者でもなかった自分たち。そんなもの作ったところで何か変わるなんて保証もなく、それでも説明出来ない何かに突き動かされていたあの日々。そいつは甘いけれど、とても苦い」と、当時の思い出に浸ったことを明かす。

そして「小中さんのルーツが分かりました」と語る桜井さんは、「初めの一歩の息吹を感じさせてくれる貴重な作品でした」とコメントを寄せている。

【『Single8』公開記念 小中和哉監督特集 開催決定】
公開を記念して、横浜にある映画館シネマノヴェチェントにて、小中監督の自薦5作品を8日間にわたって特集上映することが決定。

オリジナル版とリメイク版、初の同時上映となる『星空の向こうの国』、ウルトラシリーズの劇場版代表作『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』と『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』、兄で脚本家の小中千昭とタッグを組んだ『VAMP』の計5作品を上映する。

『Single8』は3月18日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。

「小中和哉特集」は2月19日(日)~2月26日(日)シネマノヴェチェントにて上映。

《シネマカフェ編集部》

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