1964年から1966年に放送されたドラマ「アダムスのお化け一家」で、元祖ウェンズデー・アダムスを演じたリサ・ローリングが28日夜(現地時間)に亡くなった。64歳だった。リサの娘が「The Hollywood Reporter」に「母は2人の娘に手を握られ、安らかに息を引き取りました」と語った。死因は脳卒中による合併症だという。
リサの長年のエージェント、クリス・カーボーは、「彼女はハリウッドの歴史上、最もアイコニックなキャラクターの一つであり、現在も称えられているキャラクターに命を吹き込みました。リサは思い出を共有し、世界中のファンと会うのが大好きでした。本当に寂しくなります」と「CNN」に声明を発表した。
雑誌「The New Yorker」に掲載されていたチャールズ・アダムスの漫画をドラマ化した「アダムスのお化け一家」。その後、アニメ、映画、ミュージカル化され、昨年にはNetflixでジェナ・オルテガが演じるウェンズデーを主人公としてドラマ化し、大ヒット。ジェナは「The Tonight Show」に出演した際に、元祖ウェンズデーを演じたリサに「敬意を表した」と語っていた。
リサの死去により、「アダムスのお化け一家」の最後の存命主要キャストはアダムス家の父ゴメズを演じたジョン・アスティン(92)となる。