先日開催された英国アカデミー賞で、助演男優賞(『イニシェリン島の精霊』)を受賞したバリー・コーガン。アイルランド・ダブリン出身の彼は、受賞スピーチで「これ(トロフィー)を、ぼくの出身地で、なにかになりたいと夢見ている子どもたちに捧げたいです」と地元愛を語って涙を誘っていたが、授賞式後、地元の母校に立ち寄ることも約束した。
授賞式の翌日、アイルランドの公共放送RTEのニュース番組に、母校のオコンネル・セカンダリー・スクール(中学・高校)の生徒たちと恩師コナー・フラッド氏が出演。バリーの受賞を祝い、生徒はバリーが「世代を超えたインスピレーションを与えてくれました」と称賛した。フラッド氏は「バリーをテレビで見るたびに、ちょっと非現実的のように感じるのですが、本当に楽しくなるんです。彼が自分のため、家族のため、地元のためにやっていること、やってきたことは計り知れません」と語った。
喜んだバリーはこのニュース動画をリツイートし、「すごくうれしい。全国放送で素敵なことを言ってくれてありがとう。地元に帰ったらフラッド先生と@coolyerを訪ねて思い出話がしたいなぁ。学校にも立ち寄るよ」とコメントしている。