無名時代にストリップダンサーだったチャニング・テイタムの経験を基に製作され、ダンス映画史上NO.1大ヒットに君臨する映画『マジック・マイク』シリーズの最新作『マジック・マイク ラストダンス』。日本公開に先駆け全米では先週2月10日(金)に公開され、全米興行ランキング初登場1位を獲得した本作から、ダンスシーン満載のシリーズの特別映像が解禁となった。
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アカデミー賞監督にして『オーシャンズ』シリーズでも知られるスティーブン・ソダーバーグが監督として再度カムバックし、マイクの人生をかけたラストダンス&ショーを描く本作。
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ステージに立ち並ぶスーツ姿の男たち。「女性が楽しんでくれたら俺たちはそれでいい」との言葉とともにストリップダンサーをしていたチャニングの実体験から誕生した1作目『マジック・マイク』が紹介される。チャニング演じるマイクの「いくぞ」の掛け声に客席で熱狂する女性たちの喜々とした姿が重なっていく。
ゴキゲンな「it’s Raining Men」に乗せて、キレキレのダンスで観客たちを魅了するマイクは「僕のビジネスは現金取引だけです」と銀行員に札束を見せる。実はマイクはストリップダンスで稼いだお金を元に、家具職人として起業を目指していたのだ。序章の締めには、マシュー・マコノヒーが演じたクラブオーナーのダラスが登場し、「ここは禁止と法律で決まってる。だが今夜は違反者が大勢出そうだ」と女性たちを挑発する。
第二章『マジック・マイクXXL』では、ダンサーを引退したマイクがバーナーで火花を散らしながら家具を作っている姿で幕をあける。家具店を開いたマイクは、マートルビーチで行われるストリップ・コンテストに参加する仲間たちからチームに加わって欲しいと頼まれる。
ジェイダ・ピンケット・スミスが演じた女性MCのローマが「みんな準備はいい? マイクの“マジック”を見たい?」と紹介すると、マイクとケン(マット・ボマー)ら、仲間たちが鍛え上げた肉体美を披露する。旅の途中で立ち寄った家で「若いころに会いたかった」とナンシー(アンティ・マクダウェル)に誘われるリッチー(ジョー・マンガニエロ)。第二章は、ステージに招いた女性たちと踊るマイクのダンスシーンで結ばれる。
第三章は『マジック・マイク ラストダンス』だ。舞台版「マジック・マイク・ライブ」の監督をつとめたチャニングは、「舞台版では、心を鷲づかみにする息をのむようなダンスがあった。それが3作目を作るきっかけになった。全く新しいマジック・マイクを魅せられると思ったんだ」と、舞台製作の体験と世界から集めた若きダンサーたちの踊りが最新作を作るきっかけになったと語る。
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破産して全てを失ったマイクは資産家の女性マックス(サルマ・ハエック)と出会い、夢を実現するためにロンドンへと向かう。マイクと女性ダンサーが、雨が降り注ぐ演出のステージで踊リ始め、そのパフォーマンスをマックスが不安げに見守る。マックスが仕切る劇場の前で、マイクは「俺たちが作り上げたものは特別だろ?違うとは言わせない」と熱く語りかける。
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ステージに舞い散る小道具のドル札、世界から集められた若きダンサーたちが一糸乱れずに踊るダンスやオーディションシーンまでノンストップ。そして極めつけとなる、マイクと女性ダンサーが雨の中で踊る官能的なデュエットダンスへと続いていく。
『マジック・マイク ラストダンス』は3月3日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。