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『ラ・ラ・ランド』『シング・フォー・ミー、ライル』ほか… パセック&ポールによる珠玉のミュージカル映画5選

『シング・フォー・ミー、ライル』『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』『アラジン』など、ハリウッドの第一線で活躍するソングライター・デュオ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールに注目。

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『シング・フォー・ミー、ライル』
『シング・フォー・ミー、ライル』 全 8 枚
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ニューヨークを舞台に“歌うワニ”のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーと共に描き出す『シング・フォー・ミー、ライル』。ストーリーや登場人物の心情に寄り添い、織り込まれた楽曲の数々。ひとたびそのメロディを聴くだけで、情景、表情が思い起こされ、一瞬でその世界に連れ戻してくれる。

ミュージカル映画にはそんな忘れられない体験をもたらしてくれるチカラがあるが、近年の大ヒットを記録したミュージカル映画といえば、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』、そしてディズニー映画の実写化『アラジン』なども記憶に新しい。ここに挙げたヒット作品に共通する楽曲はどれも、ハリウッドの第一線で活躍するソングライター・デュオ、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが携わっている。


『シング・フォー・ミー、ライル』



>>『シング・フォー・ミー、ライル』あらすじ&キャストはこちらから


歌だけで想いを伝える主人公ワニのライル役に、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンのヘクター役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親ミセス・プリム役に水樹奈々と最高の布陣が実現した本作。

音楽を手掛けたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは ここ数年、エンターテインメントにおける世界最高峰のトニー賞(演劇・ミュージカル)、グラミー賞(音楽)、そしてアカデミー賞(映画)に輝き、絶大な信頼と期待を寄せられる最強のデュオ。

ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール

本作では脚本づくりの初期の段階から本企画に加わったという。楽曲のみを提供するのではなく、監督のジョシュ・ゴードンや脚本のウィル・デイヴィスらと共に、“場面に合わせてライルが歌う曲が欲しい”“どういう流れがあればその曲へ辿り着けるか”。全体の流れを掴むことで感情を揺さぶるクライマックスを特定し、歌を軸にシーンを練り上げる作業を行った。

パセックは、「まるでサマーキャンプのように皆で一緒にショーを作り上げていくみたいでした(笑)。今まで経験のしたことのないプロセスだったんです」とふり返る。

「私たちが音楽を通した表現で気に入っている点の一つは、ワニのライルが『歌のみで自分を表現する』ことです。そのおかげでたとえ突飛な状況だとしても、メロディに乗せて楽しんでもいいと思える。ミュージカル作品で誰かが突然歌いだすのを聞くたびに現実の世界から離れてしまうこともあるけれど、ライルの美しい声と心を持った姿を見ると、現実に縛られずに、はるかに色々な場所へ行くことができるようになります。そういうおおらかさとスケールの大きさがこの映画にはあるんです」という。

そしてポールは「ライルや登場するすべてのキャラクターが互いに影響を与え合い、お互いを変えていくというのが最高なんです。ライルが、少年ジョシュとその家族の人生に彩りと活気をもたらす。彼らもまた、ひとりぼっちで孤独だったライルの生き方を予想外の形で変えていく。それはライルが探し、必要としていた形なんです」と語る。

「そのきっかけはすべて歌であり音楽です。歌うことで初めて心を通わせ繋がることができる。時に弱みをさらけ出すこともあれば、沢山の歓びを分かち合うことができる。私たちにとって、それぞれのキャラクターの心の鍵を開けるような曲を作れること、キャラクターの心の奥底にある本心を解き放つ歌を書けることはこの上ない歓びです」とふり返っている。

ストーリー、登場人物たちの心情に丁寧に寄り添うことを第一に考えて作られることで、台詞や言葉では伝えることのできない思いをメロディに乗せていく。この2人が生み出す、歌だからこそ伝えることができる思いは、歌だけで想いを伝えるワニのライルにぴったりと符合する。ワニのライル、そして彼のまわりの登場人物たちが一体となり、エモーショナルな心の響き合いを劇場で体感できそうだ。

『シング・フォー・ミー、ライル』は3月24日(金)より全国にて公開。


パセック&ポールが手掛けた


『グレイテスト・ショーマン』


『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン、『ハイスクール・ミュージカル』のザック・エフロンらが競演、19世紀半ばのアメリカ、野心あふれる伝説の興行師P.T.バーナムが、成功と挫折を味わいながら、様々な個性を持つ人々を仲間に引き入れ唯一無二のショーを作り上げる。

パセックとポールの2人によって劇中に登場する11曲のオリジナルミュージカル・ナンバーが書き下ろされた。中でもミュージカル出身のキアラ・セトルが歌う「This is Me」は多くの人の心を揺さぶり、アカデミー賞にノミネート。リピーターが続出し、世界で日本で大ヒットを記録したミュージカル・エンターテインメント。


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『ラ・ラ・ランド』


夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。女優を目指すカフェで働くミアは場末の店で働くジャズピアニストのセブと出会い、やがて2人は恋に落ちる。夢に向かって互いを支え合っていたはずの2人だったが、次第にすれ違い…。

エマ・ストーンの主演女優賞はじめ、その年のアカデミー賞最多6部門を受賞し、パセック&ポールは挿入歌の「City Of Stars」の作詞を担当、アカデミー賞歌曲賞をもたらした。彼らの存在を一躍世界中の映画、音楽ファンへ知らしめた作品となった。鮮やかでどこか懐かしい映像世界、一度聞いたら耳から離れないメロディアスな楽曲に注目。


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『アラジン』


世代を超えて愛され続ける『アラジン』をディズニーが空前のスケールで実写映画化。貧しくも清らかな心を持ち人生を変えたいと願っている青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、“3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づいていく。

お馴染みの名曲に加え、実写映画化に伴い新たに加わったのがジャスミンが熱唱するオリジナル曲「スピーチレス~心の声」。幽閉されそうになるジャスミンが、自らの信念を貫くべくソロで歌い上げる力強い楽曲は、アニメーション版も手掛けた音楽界のレジェンド、アラン・メンケンと共にパセック&ポールが担当。胸躍る“冒険アクション”と身分を超えた“真実の愛”を描いた究極のエンターテインメント。


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『ディア・エヴァン・ハンセン』


2015年ブロードウェイでの初演後、たちまち全米で社会現象となりトニー賞、グラミー賞、エミー賞を受賞した大ヒットミュージカルの映画化。『ワンダー 君は太陽』のスティーブン・チョボスキーが監督を務め、高校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる孤独な主人公のエヴァン役をミュージカル版でも主役を演じたベン・プラットが演じる。

始まりは、自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」。1通の手紙と彼がついた思いやりの嘘だった。この嘘は彼の人生を大きく動かし、やがて事態は思いもよらぬ方向に進んでいく…。パセック&ポールが制作した劇中に流れる楽曲の数々は、若かりし大学時代に手掛けたものでいわば2人の原点自身の体験も投影され、ティーンの心情に寄り添ったエモーショナルな楽曲が印象的だ。


《シネマカフェ編集部》

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