豊臣秀吉による朝鮮出兵で、日本と朝鮮、両軍の大きな分岐点となった海戦を映画化し、韓国で観客動員730万人超えの大ヒットを記録した『ハンサン ―龍の出現―』。この度、日本でも大人気のボーイズグループ「2PM」のメンバーで近年俳優として大活躍するオク・テギョンが時代劇映画に初挑戦した本作より、敵を探るため日本軍に潜入するも危機が迫る本編シーンが解禁された。
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本作は、パク・チャヌク監督『別れる決心』のパク・ヘイル演じる冷静沈着なイ・スンシンと、ピョン・ヨハン演じる勇猛果敢な脇坂安治という静と動のカリスマが激突、戦国史上最大の海戦を描いた大ヒット海上バトルエンターテインメント。
今回、解禁となったのは、朝鮮軍の間者イム・ジュニョン(オク・テギョン)が日本軍陣営に潜入し、危うく見つかりそうになったところをチョン・ボルム(キム・ヒャンギ)に助けられた場面から始まる本編シーン。
脇坂の傍に仕えるチョン・ボルムも実は朝鮮軍の間者で「もう大丈夫です」と語りかけると、隠れていたイム・ジュニョンが姿を現す。「助かった。おかげで驚くべき話がきけた」と安心するが、そこへ日本軍が! 「お主が誰とつながっているか見張っておったが、まさかこの女とつながっていたとは」と2人の正体が暴かれてしまう。
脇坂に捕まり押さえつけられるチョン・ボルム。イム・ジュニョンも敵を人質に応戦するが、「逃げて!」というチョン・ボルムの声を聞き、決心したように戸に体当たりし外に飛び出していく。オク・テギョンらの迫力あるアクションも見どころのシーンだ。
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ソン・ジュンギ主演の人気ドラマ「ヴィンチェンツォ」での演技も話題になったオク・テギョンは、今回の出演オファーに「すごく驚きました」とコメント。そしてイ・スンシンのために情報を集める間者イム・ジュニョンを演じる上で重点を置いた部分を「眼差しです。イ・スンシン将軍に信頼してもらえるように忠誠心が感じられる眼差しを見せようとしました」と韓国での本作制作報告会で熱く語っていた。
先日、米国の大手エージェンシー「WME(William Morris Endeavor)」と契約を結んだことも発表され、さらなる世界的な活躍も期待されるテギョンの演技は見逃せない。
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なお、タワーレコード渋谷店(5F)、タワーレコード梅田NU茶屋町店限定で、オク・テギョン(2PM)のポストカードが付いたテギョン仕様の特別鑑賞券が発売中となっている(この特別鑑賞券は、シネマート新宿、心斎橋の2館にてのみ公開中利用可能)。
『ハンサン ―龍の出現―』は3月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。