Netflixシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」から、壮絶な復讐劇に終止符を打とうとする主人公ムン・ドンウンの心情を写し出したキャラクタービジュアルが解禁。校内暴力の首謀者ひとりひとりに向けた宣戦布告とも別れの挨拶ともとれるメッセージが添えられた。
学生時代に非道な暴力を受けた主人公ドンウン(ソン・ヘギョ)が、数年の時を経て綿密な計画のもと練られた復讐劇を繰り広げていく衝撃サスペンス。5週連続で日本の“シリーズTOP10”入りを果たしたパート1に続き、パート2も配信開始からわずか3日でNetflixの週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で1位を獲得、世界79か国でTOP10入り、シリーズ全体の視聴時間が1億2446万時間を記録し、歴代非英語シリーズで9位となるなど話題沸騰中となっている。
主演のソン・ヘギョは「パート1でのドンウンはいつも冷静で感情を表に出しませんでしたが、パート2ではあらゆる感情が爆発します」と語り、パート2ではこれまで以上に物語の過激さが加速することを明かしている。
※パート1のネタバレを一部含みます。
将来、建築家になることを夢見る高校生ムン・ドンウンは、パク・ヨンジンらクラスメイトから壮絶で非道な暴力を受けていた。高熱のヘアアイロンを身体に押し当てられるなど、その暴力は過激さを増し、苦しい日々に耐え切れず人生を壊された彼女はついに高校を自主退学。そして、いつの日か加害者への復讐を誓うのだった――。
解禁されたキャラクタービジュアルには、薄暗い闇の中で復讐に燃えるドンウンと、じわじわと追い詰められ恐怖心を抱く暴力の首謀者たち、そしてドンウンの復讐を手助けする協力者たちなど主要人物が1対1で写し出されている。
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「いつも喜びと笑顔にあふれていたあなたのその魂に」と描かれるのは、首謀者であり、ドンウンの身も心もボロボロにした張本人パク・ヨンジン(演:イム・ジヨン)。ドンウンの人生をめちゃくちゃにしておきながら、自らは資産家である夫と愛娘との幸せな人生を送るヨンジンへの強い復讐心を感じさせる。
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「嘲笑に満ちたその瞳に」と刻まれるのは、ヨンジンとともにドンウンが泣き叫ぶ姿を嘲笑うかのように見ていたひとり、チョン・ジェジュン(演:パク・ソンフン)。ビジュアルには、一筋の涙を流すジェジュンの姿が写し出され、これまで見下していたドンウンによって人生が転落していくことに絶望しているかのようにも見え…。
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「ひとを嘲り引き裂いたその手のひらに」と添えられるのは、ヨンジンとジェジュンに率いられ、いじめに加担していた薬物依存症の画家イ・サラ(演:キム・ヒオラ)。
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「ひとの不幸を喜んだその唇に」と描かれるのは、クリーニング店の娘でほかのメンバーから見下されながらも、自分に矛先が向かないようにドンウンを攻撃していたチェ・へジョン(演:チャ・ジュヨン)。
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「ひとを踏みつけ苦しめたその両脚に」と記されるのは、高校時代からジェジュンの言いなりで、いつか見返すことを望んでおり、パート1ではドンウンの提案によりヨンジンらへの復讐に手を貸すソン・ミョンオ(演:キム・ゴヌ)。
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「あなたのおかげでまた夢を見られた」と刻まれるのは、ドンウンの復讐を成功に導くための協力者の家政婦カン・ヒョンナム(演:ヨム・ヘラン)。ヨンジンらの動向を監視するドンウンの有能な右腕となる。
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「君は僕の救い」と記されるのは、ドンウンの壮絶な過去や残酷な計画を知りながらも、力になろうとする医師チュ・ヨジョン(演:イ・ドンヒョン)。互いに悲惨な過去をもつ2人のビジュアルはほかのキャラクターと違い、ほぼ対等の目線で見つめ合うように描かれており、協力者以上の特別な繋がりがあることを想起させている。
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そして、「認めたくないが、私はまだ何も知らない」と添えられるのは、建設会社の代表でヨンジンの夫でもあるハ・ドヨン(演:チョン・ソンイル)。パート1でドンウンの復讐計画をきっかけに、妻がこれまで犯してきたことの一端を知り、単独で過去の出来事を調べ始める。
それらのビジュアルについてソン・ヘギョは、「ドンウンは“そこに許しはない。栄光もないけれど”とセリフで言っています。その言葉にはドンウンという人物が要約されているような気がします」と語っており、復讐の先にはいったいどんな世界が待っているのか、気になるコメント。
また、中立的な立場にいるハ・ドヨンを演じるチョン・ソンイルは本作を「“混沌”と“破壊”と“忘却”」と言い表しており、パート2でも本作のダークな魅力に観る者を引き込む物語が描かれることを示唆している。
まるで囲碁の対局のように綿密に計算し尽くされたドンウンの復讐劇から、目が離せない。
Netflixシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」は独占配信中。