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横浜流星の凄みのある表情切り取る『ヴィレッジ』新場面写真

横浜流星主演の藤井道人監督作『ヴィレッジ』より新場面写真が解禁された。

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『ヴィレッジ』©️2023「ヴィレッジ」製作委員会
『ヴィレッジ』©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 全 6 枚
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横浜流星主演の藤井道人監督作『ヴィレッジ』より新場面写真が解禁された。


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『いなくなれ、群青』『線は、僕を描く』など話題作に立て続けに出演、『流浪の月』で優秀助演男優賞に輝くなど、その演技が高く評価された横浜流星が主演を務める本作。駆け出しの頃からの戦友であり、本作で6度目のタッグとなる藤井道人監督のもと、これまでの俳優人生を捧げ、持てる力の全てを注ぎ込んだ“今までに見たことのない”演技を披露している。

横浜さんが演じる主人公・片山優は、自身の運命に抗い、負のスパイラルから脱け出そうとする一人の青年。同調圧力、格差社会、貧困、そして道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の中、閉ざされた<村>という世界の中に凝縮された、現代日本が抱える闇に飲まれながらも、抗い、もがき必死に生きる若者のリアルを見事に体現している。

その姿は、これまでの横浜さんのイメージを刷新。実際に、マスコミに向けた試写で作品を鑑賞したメディアからは、“凄すぎて言葉にできない” “圧倒された” “今までの横浜流星じゃない”といった称賛の声が絶えない。本編で魅せる横浜さんの覚醒した演技に魅了される人が続出した模様だ。

物語が進むにつれ、絶望の中でたったひとつの希望を見出していく優は、横浜さんが演じることで同一人物が演じているとは思えない程の変化を遂げていく。それは決して、メイクやヘアスタイル、衣装を変えることで起きる外見としての変化だけではなく、仕草、佇まい、話し方といった人の魂とも言える“何か”が変化しているようにしか見えない圧倒的なものなのだ。

この度解禁された新たな場面写真でも、鋭い目つきで村長の息子・透(一ノ瀬ワタル)を凝視する姿や、ボサボサの髪に汚れた作業着を着てごみ処理業務を行う虚ろな表情、さらに、吸い殻の山が積まれた灰皿と、ゴミが溢れる汚れた部屋の中でスマホを見つめる極限状態の姿が切り取られ、“闇落ち”と表現されそうな異様な雰囲気を纏っている。

一方で、髪を切り、ヒゲを剃ってネクタイを締め、スーツ姿で歩く、まるで別人のような姿の場面写真も。後ろには、幼なじみの美咲を演じた黒木華や、かつて優も着ていた作業着を着用した職員の姿らが映されており、優を取り巻く環境が以前とは明らかに違うことが伺える。険しい表情でありながら、前を向いて力強く歩を進める姿は“闇落ち”の雰囲気とは程遠く、何かを決意したかのような、どこか自信に満ちた雰囲気すら漂っているようだ。

俳優・横浜流星のここまでの力を引き出せたのは、横浜さんと共に、若い頃から切磋琢磨してきた藤井道人監督だからこそ。横浜さんは「監督と出会って7年。お互い切磋琢磨して、少しずつ力をつけて、このタイミングで今回主演を務めさせて頂き、素晴らしいキャスト、スタッフの皆様と作品作りができ、得るものがたくさんあり、宝物のような時間を過ごせました」と撮影をふり返る。7年という時を経たいまだからこそ、主演として現場に立つことができた喜びと、「優」という役にかけた覚悟を明かしている。

藤井監督は「優という人物には流星自身が俳優として感じている迷いや怖れも反映されています。僕と流星がたくさん時間をかけて話し合った結果、優が生まれたと思います」と語っており、そのコメントからも、「横浜流星×藤井道人」のタッグでなければ生み出すことができなかった唯一無二の作品であることをうかがわせる。

これまでにも、数々の作品で新境地と言える新しい魅力を披露してきた横浜さん。藤井監督に「今まで見たことがない横浜流星でないと意味がない。そんな中、彼のラストシーンを撮っていたときは、ちょっと泣きそうになりましたね。まさに一皮剥けた流星が見られる映画になっていると思います」とまで言わしめた本作。そんな横浜さんの本作で見せた新たな一面が垣間見える場面写真となっている。

『ヴィレッジ』は4月21日(金)より全国にて公開。


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《シネマカフェ編集部》

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