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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』日仏の歴史的建造物に注目

ルーヴル美術館共同企画作品として描かれた、荒木飛呂彦初のフルカラー作品を、仏パリロケ敢行で完全映画化した『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。本作は、日仏の歴史的建造物で大規模ロケを行っており、映し出されるロケーションにも注目となっている。

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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 全 7 枚
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ルーヴル美術館共同企画作品として描かれた、荒木飛呂彦初のフルカラー作品を、仏パリロケ敢行で完全映画化した『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。本作は、日仏の歴史的建造物で大規模ロケを行っており、映し出されるロケーションにも注目となっている。


>>『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』あらすじ&キャストはこちらから

まずはタイトルにもあるように、高橋一生演じる露伴最大の事件の舞台となるルーヴル美術館での大規模撮影を敢行。言わずと知れた美の殿堂・世界最大級の美術館であり、日本映画で撮影許可が下りるのは、2014年に公開された『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』以来2作目。露伴がルーヴル前に降り立つ姿を切り取ったカットや、モナ・リザと対峙する瞬間など、非常に貴重な光景がスクリーンいっぱいに広がることに。

エトワール凱旋門

加えて、パリ市街地でも様々な観光名所を巡っており、エトワール凱旋門やそこから伸びるシャンゼリゼ通りを2階建てのビッグバスに乗った露伴と京香(飯豊まりえ)が訪れる。

ルーヴル美術館とポンデ・ザール

また、河岸全体が世界遺産となっているセーヌ川では、ルーヴル美術館の手前にのぞく“愛の南京錠”で知られたパリ初の鉄製の橋ポン・デ・ザール(芸術橋)、パリで最も美しい鉄橋との呼び声も高くエッフェル塔絶好の撮影ポイントであるアレクサンドル3世橋、さらにセーヌ川の中州にあるサン・ルイ島のカフェ・ルテシアではルーヴルでの奇妙な出来事について語り合う露伴と京香の姿も。魅力が存分に活かされたフランスロケのシーンはどれも必見。

カフェ・ルテシア

一方で日本国内のロケ地も注目。本作のカギとなる“この世で最も黒い絵”を求めて、露伴と京香が美術品オークションに参加するオリジナルシーンは、横浜のホテルニューグランドで撮影。昭和初期に開業し、マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースなど錚々たる来賓客を迎えたクラシカルなホテルであり、絵画の世界をそのまま切り取ったような世界が広がるロビーや、いつもより一段上の正装を纏っている2人の衣装に注目。

ホテルニューグランド

また、若き露伴(長尾謙杜)が漫画執筆のため、夏休みの間に滞在する祖母の屋敷は、監督の強い要望により、江戸時代の中期から存在していたと言われ、国の登録文化財制度「第一号」として登録された由緒ある会津若松の旅館「向瀧」が選ばれた。“この世で最も黒い絵”の秘密へと近づくにつれ、思い出されていく奈々瀬(木村文乃)との出会いや、淡く切ない記憶が幻想的なムードで描かれている。

向瀧

映画化決定の発表に寄せて高橋さんは、「第一期の撮影時、演出の一貴さんと、あくまで夢の話として『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の話をしていました。いつか実際に、パリで撮影が出来たら、と」と明かす。

そして「今、パリ市街の石畳の上、露伴として立っている自分に違和感を覚えていないのは、間違いなく、卓越したスタッフワークに支えられているからだと思います。異国においてもこれまでと何も変わらずに露伴で居られる事を、心から感謝しています。今撮影しているフランスパートだけではなく、既に撮影を終えている日本パートも作品全体の重要な部分を担っています。ジョジョの全作品においても大事な要素である血脈、受け継がれるもの、過去、が今作においても語られます」と感慨深げにコメントしている。

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日(金)より公開。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《シネマカフェ編集部》

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