※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

『恋と知った日』『はな恋』『20世紀のキミ』など、“恋愛って何?”を語りたくなる映画5選

いつの間にか始まっていた恋と、やがて訪れるほろ苦い顛末が等身大の言葉とみずみずしい映像で紡がれる『恋と知った日』をはじめ、それぞれの“恋愛観”に思いを巡らせ、語り合いたくなる映画をピックアップ

最新ニュース コラム
注目記事
『恋と知った日』(C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
『恋と知った日』(C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT 全 18 枚
拡大写真

フジテレビ系月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」やNetflixシリーズ「君に届け」で注目を集める南沙良が主演するオリジナル短編映画『恋と知った日』が現在、ABEMAにて配信中。約40分のショートフィルムでは、いつの間にか始まっていた恋と、やがて訪れるほろ苦い顛末が等身大の言葉とみずみずしい映像で紡がれる。

本作をはじめ、過去の恋愛をふり返ったり、いまの恋愛を見つめ直したり…、それぞれの“恋愛観”に思いを巡らせ、語り合いたくなる映画が日本や韓国、北欧などから続々登場している。


短編映画『恋と知った日』


“別れよう"という言葉で、私たちは確かに恋人同士だったのだと、気づいた。

主人公は、大学2年生の渚(南沙良)。こんなに人がたくさん住んでいる街で「このまま自分だけひとりぼっちなのではないか」と不安になった彼女は、マッチングアプリで相手を探すも、恋を諦めかけていた。これで最後にしようと決めた日に、啓太郎(板垣瑞生)と出会う。彼は渚がいままで感じたことがないほど心地が良くて、運命のように思える人だった。

気がついたら彼が生活に溶け込んでいて、一緒に暮らす毎日が宝物のようになっていく。でも、始まりがあれば終わりがある。幸福のあとには必ず不幸がおとずれる。それが、この世のセオリーだから...。

これまで独自の視点が光るドラマや恋愛番組を生み出してきた「ABEMA」と、俳優の山田孝之らが発起人となった短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」との初タッグによるオリジナル恋愛映画。南さんと、舞台「エヴァンゲリオン ビヨンド」や映画『交換ウソ日記』などが控える板垣瑞生、いま勢いに乗る2人が都会で織りなすラブストーリー。原案・監督は、長編映画『あの娘は知らない』やドラマ「復讐の未亡人」「隣の男はよく食べる」など数々の作品でメガホンをとる井樫彩

ABEMA・MIRRORLIAR FILMSオリジナル短編映画『恋と知った日』はABEMAにて配信中。


『花束みたいな恋をした』


“好きなものが同じ”で恋に落ちた2人が歩んだ、かけがえのない5年間

東京・京王線の明大前駅、終電を逃したことから偶然に出会った大学生の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)。好きな音楽や映画、作家が似ていて、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるがーー。

ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で有村架純、「問題のあるレストラン」で菅田将暉と組んだ脚本家・坂元裕二が、映画では初となるオリジナルラブストーリーを描き、主人公に2人を当て書き。

真夜中の甲州街道、多摩川沿いを歩きながらの焼きそばパン、共通の好きなものに囲まれた2人の部屋など、印象的なシチュエーションが共感を呼び、SNSを中心に口コミが広がり最終興行収入38億円超えのロングランヒットとなった。

『花束みたいな恋をした』はNetflix、U-NEXTほかにて配信中。


『明け方の若者たち』


「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」その16文字から始まった、沼のような恋

明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、<僕>は一瞬で恋をした。本多劇場で観た舞台。「写ルンです」で撮った江ノ島。ふたりのために買ったセミダブルベッド。フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり。世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。

夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。でも僕は最初からわかっていた。いつか、この時間に終わりがくることを…。

人生のマジックアワーを描いた20代の青春譚。カツセマサヒコの青春恋愛小説を、オムニバス映画『21世紀の女の子』に参加し、実写 『ホリミヤ』などを手がけた気鋭の松本花奈監督が映画化。自身の“本物の青春”と重なる部分があったという北村匠海の『東京リベンジャーズ』とはまた違う青年の姿と、朝ドラ「ちむどんどん」の黒島結菜、「silent」「大奥」の井上祐貴の共演に注目。

『明け方の若者たち』はAmazon Prime Videoほかにて配信中。


『20世紀のキミ』


親友の恋を応援するはずが、運命の恋の始まりになるなんて…

舞台は1999年、同じ学校の人気者ヒョンジンにひと目ぼれした親友ヨンドゥに頼まれて、彼の行動を観察することになった主人公のボラ(キム・ユジョン)。彼を見つめると心臓がドキドキ、鼓動する…「そんな経験ある?」と言い出した親友の恋を応援するはずが、気づけばボラは彼の親友ウノを目で追うように。それは運命の恋への始まりだった。

Y2K好きも必見、初々しい恋の始まりや大切な人を思いやる優しさも詰まった学園ラブロマンス。韓国で有数の短編映画賞を受賞してきたパン・ウリ監督初の長編映画。子役から活躍し、パク・ボゴムと共演したヒットドラマ「雲が描いた月明かり」などのキム・ユジョンが主演。

「青春の記録」のピョン・ウソク、「イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~」で百想芸術大賞新人演技賞を受賞したノ・ユンソ、「恋愛プレイリスト」のパク・ジョンウが共演。“21世紀のボラ”役で「トンイ」のハン・ヒョジュがカメオ出演。

『20世紀のキミ』はNetflixにて配信中。


『ガール・ピクチャー』


3度の金曜日で、人生を揺るがすような運命の恋と自分自身に出会うフィンランド映画

最初の金曜日。同じ学校に通う親友同士、クールでシニカルなミンミと素直でキュートなロンコは、放課後はスムージースタンドでアルバイトしながら、恋愛やセックス、そして自分の将来についての不安や期待をおしゃべりする。

「男の人と一緒にいても何も感じない自分はみんなと違うのでは?」と悩むロンコは、理想の相手との出会いを求めてパーティーへと繰り出す。付き添いで来たミンミは、大事な試合を前に、プレッシャーに押しつぶされそうなフィギュアスケーターのエマと恋に落ちる…。

しばしば女性軽視のニュアンスで使われることもあった“ガール”という言葉。今作の3人のガールの物語はたくましく、眩しく、失敗ばかりで素直になれない自分自身を認めていく姿を映し出す。第38回サンダンス映画祭・ワールドシネマドラマ部門観客賞を受賞するなど絶賛を受け、第95回アカデミー賞国際長編映画賞部門フィンランド代表作品にも選ばれた。

『ガール・ピクチャー』は全国にて順次公開中。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]