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VAUNDYのMV出演アンジェラ・ユン主演『星くずの片隅で』公開決定 コメント動画も到着

香港アカデミー賞10部門ノミネート、大阪アジアン映画祭コンペティション部門で上映され大きな話題となった、香港映画『星くずの片隅で』が全国順次公開。

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『星くずの片隅で』(C)mm2 Studios Hong Kong
『星くずの片隅で』(C)mm2 Studios Hong Kong 全 16 枚
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香港アカデミー賞10部門ノミネート、大阪アジアン映画祭コンペティション部門で上映され大きな話題となった香港映画『星くずの片隅で』が、7月14日(金)より公開決定。主演アンジェラ・ユンのコメント動画も到着した。

2020年、コロナ禍で静まり返った香港。「ピーターパンクリーニング」の経営者ザク(ルイス・チョン)は、車の修理代や品薄の洗剤に頭を悩ませながら消毒作業に追われる日々を送っている。リウマチを患う母(パトラ・アウ)は、憎まれ口をたたきながらも、たまに看病にくるルイスのことを心配している。

ある日、ザクの元にド派手な服装のシングルマザーのキャンディ(アンジェラ・ユン)が職を求めてやってくる。娘ジュー(トン・オンナー)のために慣れない清掃の仕事を頑張りはじめるキャンディ。しかし、キャンディがジューのために子ども用のマスクを客の家から盗んでしまい、ザクは大事な顧客を失ってしまう。

幼い娘を抱え、まともな暮らしもできずにいるキャンディをみて、ザクはもう一度だけチャンスを与える。心を入れ替え仕事に打ち込んでいくキャンディに、心惹かれていくザク。そんな中、ルイスの母が急死してしまう。

葬儀に向かうザクを送り出し、ひとりで仕事に張り切るキャンディ。だが、ジューがうっかりこぼしてしまった洗剤をきっかけに、追い詰められたキャンディはちょっとした嘘を重ねていってしまう。それがザクと会社を窮地に追いやることになり…。

都会の片隅でまっすぐに生きようとする人々の姿を、丁寧な人物描写と美しい映像で紡ぎした本作は、新世代の香港映画を牽引する、ラム・サム監督(映画『少年たちの時代革命』共同監督)の単独デビュー作。

大阪アジアン映画祭2023コンペティション部門にて上映され、台湾アカデミー賞3部門受賞、2023年香港アカデミー賞10部門にノミネートという快挙を遂げ、最優秀音楽賞を受賞、大きな話題となった。

アンジェラ・ユン&ラム・サム監督

主演は映画やドラマでコメディ俳優として定評のあるルイス・チョンと、映画『宵闇真珠』でオダギリジョーと共演し、川島小鳥の写真集や、VAUNDYの「Tokimeki」MVにも起用されて話題を呼ぶ香港のトップモデルでもあるアンジェラ・ユン。憎めないキュートなシングルマザー役を好演し、ポップでかわいい衣装も見どころの1つとなっている。

やさしく不器用な中年男のザクと、誰にも頼らずに生きるシングルマザーのキャンディを主軸に、家族でもない、恋人でもない、でもお互いがきらめいている瞬間を愛おしく思える気持ちを描いていく。

今回、アンジェラ・ユンとラム・サム監督から日本公開に寄せるコメント動画が到着。アンジェラは「日本の観客にまず知って頂きたいのは、コロナ禍の香港が一体どんな状況に置かれていたのか。実は一番深刻な影響を受けたのが、低所得層の人々でした。その中でもシングルマザーの家庭は、特に大変でした」と説明しながら、「世の中に、たくさんの困難があっても諦めない限り、きっと生きていく希望を見つけられるはず」とコメントを寄せている。

『星くずの片隅で』は7月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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