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母に娘として向き合う…シャルロット・ゲンズブール初監督作『ジェーンとシャルロット』8月公開

シャルロット・ゲンズブールが初監督を務めたドキュメンタリー『ジェーンとシャルロット』が8月4日(金)より公開されることが決定。ティザー予告編と2種類のポスターが解禁された。

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『ジェーンとシャルロット』© 2021 NOLITA CINEMA – DEADLY VALENTINE PUBLISHING / ReallyLikeFilms
『ジェーンとシャルロット』© 2021 NOLITA CINEMA – DEADLY VALENTINE PUBLISHING / ReallyLikeFilms 全 13 枚
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シャルロット・ゲンズブールが初監督を務めたドキュメンタリー『ジェーンとシャルロット』が8月4日(金)より公開されることが決定。ティザー予告編と2種類のポスターが解禁された。

天才アーティスト(映画監督&ミュージシャン)の故セルジュ・ゲンズブールと人気女優ジェーン・バーキンとの間に生まれた生粋のサラブレット女優・シャルロット・ゲンズブールが初監督を務めた本作。母であるジェーンがこれまで誰にも語ることのなかった娘たちへの想い、パブリックイメージとの狭間で感じた苦悩や後悔、最愛の娘ケイトを自死で失って以降の深い哀しみを、ふたりの間に流れる優しい時間の中に紡ぎ出したドキュメンタリー。

2018年、東京。シャルロット・ゲンズブールは、母であるジェーン・バーキンを見つめる撮影を開始した。これまで他者を前にしたときに付き纏う遠慮の様な感情が、母と娘の関係を歪なものにしてきた。

自分たちの意思とは関係ないところで、距離を感じていた母娘。ジェーンがセルジュの元を離れ家を出て行った後、父の元で成長したシャルロットには、ジェーンに聞いておきたいことがあったのだ。

3人の異父姉妹のこと、次女である自分より長女ケイトを愛していたのではという疑念、公人であり母であり女である彼女の半生とは一体どんなものだったのか。シャルロットはカメラのレンズを通して、初めて母親の真実と向き合うことになる…。

この度公開されたティザー予告編は、2つの時代を象徴するフレンチアイコンだった母と娘のバックボーンと、撮影に挑む際の緊張を伝える内容となっている。

併せて解禁されたポスターイメージは2種類。2人が深くハグし合うHUG版では、2人にとって大きな存在だった長女ケイト・バリー喪失の哀しみから、癒えることのない心の葛藤を暗喩されるイメージを表現。

ベッドの中で2人が対話するシーンを採用したBED版では、これまでの確執に向き合い、娘との距離を縮めようとする母ジェーンの眼差しが印象的なデザインとなっている。

「母と娘の言葉にならない問題を、優しさ溢れる感動的な記録( ELLE France)」「シャルロットの親密さへの欲求は私たちの目の前で満たされ、彼女たちの豊かな交流によって、慎み深さが覆い隠してしまったもの、その真実に触れる瞬間を目撃する(Cahiers du Cinéma)」「この映画には他者への感謝が常に支配している。だから感動的なのだ(Le Parisien )」といった絶賛評が溢れている本作。

誰にも踏み込めなかった母と娘の真実の姿、決して語られることのなかった彼女たちの《心の奥に隠された深い感情》が明かされるドキュメンタリーとなっている。

『ジェーンとシャルロット』は8月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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