米CW局で進められていた実写ドラマ版「パワーパフガールズ」の製作が中止になったことが分かった。
CW局は、1998年から2005年までカートゥーン・ネットワークで6シーズンに渡って放送されたアニメ「パワーパフガールズ」を実写化しようとしていた。アニメはある科学者の実験のミスによって誕生した、スーパーパワーを持つ3人の幼稚園児ブロッサム、バブルス、バターカップが主役だった。
実写ドラマはその3人を20代の女性とし、それぞれをクロエ・ベネット、ダヴ・キャメロン、ヤーナ・ペローが演じることも決定。2021年にパイロット版が作られたが、当時のCEOは仕上がりに不満を示し、全面的に見直すことと撮り直しを行うことを明らかにしていた。
それから2年。「パワーパフガールズ」の実写ドラマ化は実現せずに終了となった。ドラマ企画が進んでいると発表されていたDCドラマの「Justice U」、女性版「ゾロ」、「Jake Chang」も「パワーパフガールズ」と同様、製作が中止に。
現在のCW局エンタメ部門の社長ブラッド・シュワルツは、「私たちはすでにスタジオ側にそれ(企画か映像化権と思われる)を返却したので、彼らは自由に開発したり売ったりできます」と「TVLine」に話したという。