千年を生き抜いた男たちと、輪廻転生を繰り返す女の壮絶な物語『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』より、本編予告映像が到着。主題歌は「ふぉ~ゆ~」が担当することも分かった。
長い眠りから目覚めた主人公・草介(辰巳雄大)は、記憶喪失になっていた。草介は何も語ろうとしない光蔭(浜中文一)とともに普通の人間として暮らし始める中、カウンセラーとして生きる水島(筒井真理子)のアドバイスで、繰り返し見る自分の夢を舞台にすることになる。その舞台のオーディションにヒロイン候補として現れる舞(=とわ)(小西桜子)。自分が何者か分からない草介は芯の強い舞に惹かれる。草介と出会った舞はわけあって、草介と光蔭と一緒に住むことに。
舞台の本番が近づく中、ひととき限りの楽しい時間を過ごす3人。一方で、舞の正体を疑う光蔭は複雑な感情を抱いていた。3人の身の回りで起こる不可解な殺人事件。隠さねばならない草介の正体。舞が背負っている因縁と彼女に残された30日間。逆らえない運命に翻弄される彼らが選んだ答えとは――。
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「月刊プリンセス」(秋田書店)にて連載中の漫画、秋には舞台版としてTHEATRICAL LIVEを上演、そして映画版が公開と、3つのメディアによるプロジェクト「僕らの千年と君が死ぬまでの30日間」。舞台・映画ともに辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)と浜中文一がW主演し、映画では物語の終局「現代」を、舞台では物語のはじまりにあたる「平安時代」を描いていく。
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画像:amazon.co.jp
今回された予告編では、記憶を失っている草介、秘密を抱えながら草介に寄り添う光蔭という不老不死の2人を主軸に、草介と女優の卵である舞との出会い、そこから始まる草介の記憶の混乱、葛藤や苦悩が映し出される。草介のカウンセラー、水島の言う「30日が始まったんですね」。というセリフに隠された真実、そして彼らが行き着く結末が気になる映像となっている。
映像で注目なのが、本作のために書き下ろされた「ふぉ~ゆ~」のオリジナルソング「心つないで」。作詞は花房遊、作曲は吉川慶が、そして編曲をCHOKKAKUが担当し、珠玉のバラードに仕上がった。
辰巳さんは「自分の初主演、初出演映画の主題歌をふぉ~ゆ~で歌う事になるとは夢にも思いませんでした。歌詞に隠れている幾つかの重要な言葉をレコーディングで歌った時、作品の撮影風景と重なり鳥肌が立ちました。初号を観た時、映画のエンドロールに合わせて歌が流れた瞬間は何とも言えない感動を味わいました」と感無量な様子。
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ほかの「ふぉ~ゆ~」のメンバーも「『ふぉ~ゆ~映画の主題歌歌います。』ふぉ~ゆ~歌手に昇格です。おめでとうございます」(福田悠太)、「レコーディングの際、僕の喉の調子がすこぶる悪くて、別日にしてもらったのもいい思い出です。ふぉ~ゆ~のバラードもなかなかいいですよ、是非劇場で楽しんで下さい」(越岡裕貴)、「この曲を初めて聞いた時、とても吸い込まれる感じだったのでとても吸い込まれる感じでレコーディングに参戦しました。高いだけじゃなく世界観が素敵だと素直に感じました。まさにトゥクストゥ~~~~ル~ですね」(松崎祐介)とコメントを寄せている。
また、草介、光蔭、とわに加えて、草介のカウンセラー・水島も登場している本ビジュアルも完成した。
『僕らの千年と君が死ぬまでの30日間』は10月27日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。