イ・ソンミンとナム・ジュヒョクが初共演した話題作『復讐の記憶』より本編映像が解禁された。
本作は、『手紙は憶えている』(2015年/アトム・エゴヤン監督)を原作に、韓国の歴史と社会文化を織り交ぜながら描く、『華麗なるリベンジ』のイ・イルヒョン監督による異色の復讐劇。
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この度解禁された本編映像では、全てを奪われたイ・ソンミン演じる老人ピルジュが復讐を決行する一部始終が収められている。
ピルジュの指示である車を尾行していた親友の青年インギュ(ナム・ジュヒョク)が「ニュース見ました? 昨日の病院で会長が死にました。容疑者は若い男だそうです」「現場にいたから気になって」とピルジュに矢継ぎ早に質問する場面から始まる。状況が掴めず不安を隠せないインギュに対し、冷静な表情のピルジュは「どこにも行かずに待っててくれ」と言い残し、ある家へ入っていく。手には消音装置の付いた古い銃が握られている。
そこにいたのは、かつて幼なじみだった兄を死に追いやったヤン・ソンイク教授だった! 「生きて帰れないことを知りながら、幼なじみを日本人に売り渡した。はした金でね」と詰め寄るピルジュ。そして銃口を向けるが、うまく作動せずもみ合いに。しかし、執念にまさるピルジュがついに発砲し、愛する者を奪ったヤン教授への復讐を遂行する。しかしその発砲音を聞き駆けつけたインギュが殺人を犯したピルジュを目撃してしまう…。
激しく動揺しその場に立ち尽くすインギュに対し、「車へ 早く乗るんだ」と強い口調のピルジュ。イ・ソンミン演じる殺人犯のピルジュと、ナム・ジュヒョク演じる容疑者にされたインギュ。対照的な2人の表情がこのあとの予測不能な逃走劇を予感させ、復讐の行方とともに目が離せない本編シーンとなっている。
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本作について、数々の傑作映画・ドラマで存在感を発揮してきた名優イ・ソンミンは「まず話がとても面白かった。今までやったことのないものが物語に含まれていて演じる上でとても魅力的に感じた」と語っており、これまでにないリベンジアクションが展開する本編へ期待が高まる。
『復讐の記憶』は9月1日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開。