恐怖と贖罪の輪廻が渦巻く、韓国ミステリー・ホラー『震える家族』が11月10日(金)より公開決定。併せてポスタービジュアルと予告編と場面写真が一挙に解禁となった。
長男を亡くした牧師のソクホと妻のヒョヌは、残された3人の子どもたちと暮らしていた。そして、新たに養子として少年を迎え入れる。家族が揃い、団らんの時を切り裂く言葉。「あそこにいるのは誰?」だが、少年が指を差す先には、何も見えなかった――。
「ASIAN MOVIE PULSE」の“2022年のアジア発ホラー映画ベスト15”に『呪詛』『呪餐 悪魔の奴隷』などと共にピックアップされ、独立系映画ながら韓国での公開時にはベスト10に迫る勢いを見せたミステリー・ホラーが日本上陸。
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長男の死を悔やむヒョヌを演じるのは、ドラマ「ハピネスバトル」が日本でも配信中、『チェイサー』『奴隷の島、消えた人々』のパク・ヒョジュ。その夫ソクホ役には『新感染半島 ファイナル・ステージ』や石井裕也監督の『アジアの天使』などで知られるキム・ミンジェ。
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本作はアジア映画を紹介するヨーロッパ最大規模の映画祭、イタリアのウーディネ極東映画祭のコンペティション部門に招待され、観客を恐怖の渦に巻き込んだ。
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この度解禁されたポスタービジュアルは、池の水面の揺れによって歪む兄弟たちの顔が不気味な雰囲気を醸し出している。さらに、その側に“いるはずのない子ども”の姿が映り込み、恐怖と謎が深まるビジュアルが完成。
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併せて解禁された予告編は、その死んだはずの長男の姿、その出現によって狂っていく家族が描かれ、観る者を震え上がらせる予告編となっている。
『震える家族』は11月10日(金)よりシネマート新宿・心斎橋にて公開。